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2024/11/13号
商売の「姿勢」と「ファン」
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     人と組織の“元気”応援レター

      【メルマガDOIT!】

        2024/11/11



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



イベントの多い街に住んでいるのですが、今はちょうど秋祭りイベントが毎週のように開催されています。フードコーナーも焼き芋や焼き鳥など肌寒い日も手にとってもらえるものも多く、ついつい食べすぎちゃいます。先日のお祭りで「おばけバス」なるアトラクションがあり大行列でした。移動式お化け屋敷になっていて、子どもたちの悲鳴が鳴り響いてました。バスもペイントしてあって、再利用再活用していいなと思いました。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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商売の「姿勢」と「ファン」



 人口が減少し、お客様が少なくなっていく時代の中で、「いつも通ってくれるファン客」「いつも応援してくださる常連客」という方の存在がますます大きくなっています。一度きりのお客様もありがたいですが、「ここが好き」、「この店でないと」というファンが日々の売上を支え、時には紹介までしてもらえる。厳しくなる時ほど、お客様の大切さを痛感します。

 しかし、こうしたお客様はお店の何が「好き」なのでしょうか。なぜファンとして通い続けてくれるのでしょうか。大事な何かがあるから通い続ける。もし、それを失えば大事なファンを失うことになります。



 その店が好きになる瞬間はちょっとしたことにあるのかもしれません。先日体験したことですが、休みの日に庭に植える樹木や花を買おうと、自宅から少し離れたガーデニングショップに行ってみました。その時のお店のスタッフの対応がとても感じがよく、帰り道に「また来よう」という気持ちになりました。

 樹木の他にも「寄せ植え」の花を購入したのですが、その時、お店の人がその中のひとつの花が元気がないと気づかれて「もしかれそうになったら、こちらをどうぞ」と新しい苗を用意してくれました。素人目はまったく問題のない寄せ植え。しかしプロからみると品質に問題ありと思われたのでしょう。クレームを言われた訳ではないのに、お店の方から商品のデメリットを伝え、しかも代替案まで用意する。「お客さんの立場にたった正直な商いをしよう」という姿勢を感じる対応でした。その人の姿勢が良かったのかもしれませんが、私はその背景にあるお店の姿勢を感じ、「またこの店で買おう」という気持ちになりました。



 お店のファンというのは、確かに商品やサービスの良さを評価してくれる人たちだと思いますが、それ以上に、その店や企業の「姿勢や志」に共感している人ではないしょうか。お店や商品、仕事の姿勢から伝わってくる「商売の姿勢」。そこに共感するからこそ、好きになり、ずっと応援しようとする。私の知人もあるスポーツチームのファンですが、勝っている時でも負けている時も応援にいきます。そのチームが一生懸命に試合に向かい、元気を与えてくれる存在だからだと言います。

 ネットの中でも「姿勢」は伝わるのかもしれませんが、やはり、企業の姿勢がいちばん伝わるのは、お店に立つ人、営業する人、サービスをする直接顧客と向き合う人の存在。正直である、一生懸命にやる姿、人への思いやり、誠実な心・・・そんな姿を人は応援するのかもしれません。


(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)店舗や部門単位での「映像教材」の活用法

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CSの向上やESの向上を全社の課題として取り組まれる企業が増えていますが、そうした企業様では集合教育の場面以外にも、店舗単位、部門単位でのご活用をされています。今回は、ある県内で複数の店を展開する企業様の事例をご紹介します。



【映像教材を店舗ミーティングで活用するA店の事例】

本部が主催する店長研修で「ドキュメンタリー映像」の存在を知ったA店の店長は、「自分だけでなくお店のスタッフと一緒に見たい」と考え、自店で開催している店舗ミーティング(CS向上を目的にした会議)で映像を上映することにしました。しかし、「ただ映像を見せて、自分が解説するだけではスタッフの育成につながらない」と考えた店長は以下のようなプログラムを作られたそうです。

•全員で映像を視聴する

•自店でも出来ていると感じたこと、共感したこと(話し合い)

•まだ出来ていないと思ったこと、やっていくべきだと感じたこと(話し合い)

実際にやってみると、スタッフが活発に意見交換をし、いろんなアイディアが出てきました。また、こうした会議を続けていくことで以前より、当事者意識が高くなり、チームワークも改善され、ESも向上していったそうです。



(映像活用の成功ポイント)

・勉強会の開催は店長が決める。本部の強制をやめたことで自主的な勉強会となった。

・映像事例の後にスタッフ同士で話し合う場を設けたことで、自分事化につながった

・事例と比べて「既にやっていること」「出来ていないこと」と分けて話すことで整理がされた

・4人のグループで話し合いをさせたことで、意見が出やすくなった



(映像教材の活用のヒントはこちらから)

https://www.doit-fun.jp/shopping/howto.html

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編集長のひとりごと

「暑かったり寒かったりで、もう何を着たらいいか、わけわからんことなってます(笑)」