2005/12/12号
泣きました

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　　　　繁盛店事例研究マガジン【メルマガDOIT!】 ～MERUMAGA DOIT!～

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メルマガ読者の皆さんこんにちは！

いつもメルマガDOIT!をご購読いただきまして、誠にありがとうございます。

日々寒さが増していますね。

皆さま風邪などひかれていませんか？

朝起きるのがだんだん辛くなる季節ですが、

私はこの季節が意外と好きだったりします。

街中に、

クリスマスの音楽・美しいイルミネーション・かわいらしいディスプレイ・・・

歩いているだけで楽しくなってきます。

白い息を吐きながら、街を散歩するのもなかなかオツなものです。

この季節がやってくると、もう年の瀬。

もうすぐ2006年がやってきます。

残り僅かな2005年の冬、

皆さまにとって幸せな時間となりますように・・・

(DOIT!お客様チーム　伊原美保）



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◇今号のメニュー



　・鮮烈語録！DOIT!87号「七福醸造」（白醤油製造販売）

　　　インタビュー特集（DOIT!87号より抜粋)

　・DOIT!編集部より

■鮮烈語録！ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

★DOIT! 87号★

【取材企業】 　「七福醸造」　(白醤油製造販売）

【特集テーマ】

　　 　感動体験で心を磨け！

　　～商品にこだわり、人にこだわる真心経営～

【会社概要】------------------------------------------------------

社　　　 名 　： 七福醸造株式会社(株式会社味とこころ)　

本　 　　　社　：　愛知県碧南市山神町2-7

代　 　　　表　：　代表取締役社長　犬塚 敦統さん

設　 　　　立　：　昭和26年3月 ※別会社「味とこころ」含む

売　 上　 高　：　20億円（平成16年度）

従　 業　 員　：　63名 ※別会社「味とこころ」含む　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　＊データは全て取材当時のデータです。

★代表取締役社長　犬塚敦統さんインタビュー★

「これ、一倉定（いちくらさだむ）っていう先生の教えなんですけどね。

要は、小さな会社は、高級もんでなきゃいけないよと。

たくさん売れちゃったら、原料がまず集まらないんですよ。

大手とまともにぶつかっちゃうんですよ。

だから、まず原料が少ないこと、作るのが面倒なこと、

売り方も特殊、お客さんも特殊っていうふうに絞り込んでいくと、

ここの市場の中では、占有率抜群ですよ。

でも、全体からいったら、われわれはこの１パーセントしか狙ってないんですね。」

「13、4年前までは、まず座学やったんですね。座学を。いろいろ教えたんですね。

ところが、頭に入ったってことは、もう年数がたつと忘れて、薄れてって、また元戻っちゃう。

これは駄目だっつって、それから全部体験教育。体験教育、15か16やってますけど。

全部体験教育の中で、教えるじゃなくて気付かせる。

気付くってのは自分で納得しますから、腹へ入っちゃうんですね。

忘れないんですよ。この体験教育の積み重ねですよね。」

「もう厳しいこともありますから、社長は命削ってやってるようなものなんですけど。

だから、社長なんてやるもんじゃないと思う。

ただ、自分の生きざま、哲学がそのまま実現できる。

やりたいようにできる、こんな幸せなこともないですね。

目いっぱい生きられますから、だから、やってられるんですよ。

だから、人に言われて、こうしなさいっていう社長だったら、

とてもじゃないが務まりませんよ。

ただ、命削っても、自分の思い通りにさせてくれるから、

じゃあ社長をやってよかった、こういうことですよね。」

★「七福醸造」ホームページ

　　http://www.shirodashi.co.jp/

★「味とこころ」ホームページ

　　http://www.ajitokokoro.co.jp/

★DOIT!87号のご注文は・・・DOIT!ホームページから！

　　http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_109

■DOIT!編集部より　 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

◆DOIT!87号「七福醸造」が完成しました！---------------------------------

12月はDOIT!の発売月。

新しいDOIT！をお届けする、私たちにとって最もわくわくする瞬間です。

今回ご紹介する会社は愛知県の醤油メーカー「七福醸造」さん。

撮影は10月末に行ったのですが、

びっくりすること、感動すること、涙を流すことの連続で、

私たちスタッフにとってもとても印象深い撮影になりました。

七福醸造の犬塚社長は、本当に純粋で、まっすぐな人でした。

昔、不況の波にさらされ倒産の危機を迎えた七福醸造。

その時、犬塚さんは、

社員のクビをきらなければならないという苦渋の決断を迫られました。

しかも、その決断をしたとき、

他の社員も「こんな会社にいられない」と辞表を提出。

経営者として大きな衝撃を受けられます。

苦悩する犬塚さん。

ある人から「すべては社長の責任だ」厳しい指摘を受けます。

経営を根底から変えようとした瞬間でした。

お客様第一で行く！社員が誇れる会社にしよう！

犬塚さんの本気の挑戦がはじまりました。

その後、お客様から「ダシ入りの醤油をつくれないか」という声に応えて、

これまで作っていた白醤油（黒くない醤油）にダシを加えた

「白だし」という醤油を開発するのですが、それが復活の第一歩。

原料にこだわることがプロの舌をうならせたのです。

大手との価格競争に巻き込まれるのではなく、

中小企業は独自の道を行くべき・・・。

付加価値の高い商品を真剣につくっていく道を進みだしました。

「すべての人にわかってもらなくてもいい。

私たちは世帯の１％を対象にしてるんです」という犬塚さん。

心の通う通信販売をしようと名づけた別会社「味とこころ」を通して、

今、七福のファンを全国にどんどん広げておられます。

犬塚さんのもうひとつの転機は、地球環境に関する講演を聴いた時のこと。

子供が大好きな犬塚さんは、

真剣に「子供たちの未来」について考えはじめました。

工場の廃棄物を見直すことはもちろん、

社員みんなで空き缶ひろいやごみ広いをしたり、

出来ることから少しずつ取り組みまれました。

経営理念も

「私たちのすべての判断基準は、それが子供・子孫にとって良いことかどうか」

というもの。

環境問題やCSRが叫ばれるずっと昔から、この問題に取り組んできたと聞いて、

これは本物だ！と私は感動してしまいました。

余談ですが、犬塚さんは新しい洋服とか靴とか、贅沢はほとんどしないそうです。

破れたら修理をする。20年以上も来ている服もあるそうです。

その他、中国の砂漠の植林活動に出かけたり、

養護施設にイベントの収益金を渡したりと、自分のことより、困っている人のこと、

未来の子供たちのことを真っ先に考える犬塚さん。

バグジーの久保さんは「利より信」という言葉を使っておられましたが、

その姿勢は、本当に頭がさがるものでした。

あの阪神大震災の時も、会社の業務をとめて、

真っ先に支援活動に向かったといいます。

延べ38日間、つぎ込んだお金は1200万円。

経理の人が「このままでは会社がつぶれます！」と叫んだぐらい、

社長は真剣だったそうです。

今、マンション問題とか、志を忘れた企業の

信じられない不祥事が世の中を賑わしていますが、自分のことしか考えない、

儲かればなんでもありの経営とは180度違う経営が日本にはあります。

毎日1時間もかけて掃除をする、土日にみんなでゴミ広いする。

100キロ歩け歩け大会を主催して、日本中に感動の輪を広げる・・・。

なんだか商売から遠いところばかりに力を入れています。

確かに儲けることがうまい会社ではないようです。

でも、働く社員の皆さんの楽しそうな顔、充実ぶりを目の当たりにすると、

企業の存在価値とは何だろうかと、改めて感じてしまいます。

儲けることを追い続けて、社会から糾弾される会社もあれば、

社会に役立つこと、働く人の幸福を愚直に追求する会社もある。

私たちは今、大きな岐路にたっているのだと思うのですが、

いったいどんな未来を目指すべきなのでしょうか。

「未来はどうなる？」と心配してもその答えは誰もわかりません。

私は、そんなことを心配するより、我々一人ひとりが

「こんな未来をつくりたい！」という志を持つほうが大事なような気がします。

いい未来をつくりたいですね。

(DOIT!編集長　西川敬一)

◆DOIT!86号取材同行記～七福醸造～

今回は七福醸造という醤油を製造販売されている会社に行ってきました。

さて、やはり僕の今回のロケでの一番の印象はビデオを見て頂ければわかりますが

七福醸造さんが主催する、三河湾の周りを30時間かけて歩く、

「100?歩け歩け大会」というものでした。

車で100?はしるというのは何とか想像が出来ますが、

歩くとなるとそれは全く想像のつけようがない別世界です。

僕の中では、スプーンを使って車のトランクを砂で一杯にするぐらい

気の遠くなるような話でした。

そんな中実際に撮影に入ってみるとそれはもうものすごい世界でした。

寒風の中本気で寝ている人、今にも倒れそうに片足を引きずり歩く人、

ゴール目指してひたすらノンストップで歩く人…

この100?の撮影を通して非常に沢山の感動を頂きました。

この4年間ぐらい色々なロケをしてきましたが、

本当に今までに味わった事のない奥深い体験でした。

真っ暗闇のコースの中で撮影参加者として

「がんばって下さい！」と声をかけた時に、「ギャャー！！」

と本気でびっくりされた事はショックでしたが…

ものすごく堅い話になってしましましたが、本当にこの撮影を通して

今回のDOIT!は、僕の中での名作ランキングに入りました。



それではまた会いましょう！

(制作チーム　吉田智計)

◆DOIT!チーム熱血数珠繋ぎコラム　～持田編～ --------------------------

●泣きました

先日、机の整理をしていたら、

ひょんな所から出てきた一枚の紙にふと目が止まり、

自然とその紙を読んでいました。

その一枚の紙は、こういった内容でした。



『大事故から立ち直った大野さんは、

支えてくれる家族の温かさも同時に発見していきました。

それをこんな詩に表現されています。

　　　　それでも生きるんじゃ

　　　　それだから生きるんじゃ

　　　　何だ、偉そうに、

　　　　「格好悪い、ああ人生はおしまいだ」

　　　　なんて、一人前の口を叩くな

　　　　あのな、お前が手を切って

　　　　悲劇の主人公みたいな顔をして

　　　　ベッドでうなっていた時なー

　　　　家族みんな、誰も一言も

　　　　声が出なかったんだぞ

　　　　ご飯な、食卓に並べるのは並べるけど

　　　　箸をつける者はだぁれもいなかったんだぞ

　　　　これまで一度も神様に手なんか

　　　　合わしたことがない三人の子どもらナ

　　　　毎晩、じいさんと一緒に、正座して

　　　　神棚に手を合わせたんだぞ

　　　　バカが

　　　　そんな気持ちも分からんと

　　　　「なんも生きる夢がのうなった」

　　　　「他の人がバカにする」

　　　　そんなこと言うとるんだったら

　　　　早よ死ね

　　　　こちらがおことわりじゃ

　　　　お前のそんな顔、見とうもナイワ

　　　　どっか行って、メソメソと

　　　　遺書でも書いて、早よ、死ね

　　　　なー、体が欠けたんじゃ

　　　　それでも生きるんじゃ

　　　　それだから生きるんじゃ

　　　　考えてもみい、お前の両親いくつと思う

　　　　一度ぐらい、こやつが、私の子どもで良かった

　　　　「ハイハイ、これは私達の自慢作です」って

　　　　人前でいばらしてやらんかい

　　　　もう時間がなかぞ（後略）

私はこの詩に、脳天を叩き割られるような衝撃を受けました。

生きるってことは、

自分一人ではないってことを発見することでもあると、知らされました。

大野さんは両手を失って農作業ができなくなり、窮地に立たされたものの、

逆にそれまで気づかなかったものに気づき、人生が実に豊かに開けていったのです』

という内容でした。

自然と胸が熱くなり涙があふれていました！

「何だ！これは！」と思い某先輩に聞いたところ

これは、バグジーさんからいただいた資料ということでした！

「そういうことかー！」と納得。

こういった内容の文を日々、読んでいるバグジーさん！

素晴らしいですね。優しいですよね。

改めて「DOIT!73号」を見たくなりました。

(プランニング営業部　持田正巳)　　　　　　　　　　　

◆オススメセミナー情報------------------------------------------------

●またまたバグジーの久保社長が茨城で講演されます！！

年間300件もの講演依頼のある久保社長。

今回は一般企業様向けのセミナーでご講演されます。

また、第１講座バグジー久保社長、

第２講座株式会社致知出版社の藤尾秀昭社長とかなり豪華です。

年に１度ビジネスコンサルタント様の主催で行われるこのセミナーは

毎回素晴らしい講師の方が講演されています。

熱い企業の熱いセミナー！！

是非皆さんご参加下さい。

(プランニング営業部　綾部)



◇第15回　元気創造！元気提案企業

株式会社ビジネスコンサルタント　新春セミナー

【日　時】　　平成18年1月22日（日）13：30～17：00※12時30分受付スタート

【会　場】　　茨城県立県民文化センター　小ホール

【参加費】　　お一人様につき3,000円（税込）

※お問い合わせ先　029-254-7997（新春セミナー事務局：石丸・吉澤）

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◆DOIT! ビデオに対する感想受付中！

DOIT! ビデオをご覧になられた感想をお待ちいたしております。

どんなご意見でも、短くても長くても結構です。ビデオや取材企業

の感想をお寄せください！！　お待ちしております。

●ご意見・ご要望・感想文はこちらへ！

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株式会社ブロックス　DOIT! 編集部


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