2024/08/20号
売ってから始まるおつきあい
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人と組織の“元気”応援レター
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2024/8/19
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
メルマガ発行1000号となりました。皆さまありがとうございます!
私が前編集長から引き継いだのが2014年1月の481号。もう10年にもなるんですね!ビックリです。かなり家族ネタが多いので、ご愛読いただいている皆さまは我が家の家族事情も詳しい方もいらっしゃるかたも多いと思います(笑)。セミナーなどで初めてお会いする方でも、「メルマガ読んでますよー」とか「お子さんお元気ですか?」などお声がけいただき、本当に幸せな思いをさせていただいております。引き続き、応援よろしくお願い致します!
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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売ってから始まるおつきあい
先日、自宅のトイレが故障し、その会社に連絡をすると、休みの中でもすぐに駆け付けてくださって助かったことがありました。住宅でも車でも家電でも、使っていると故障したり、不具合が生じてきますが、その時に買ったお店がしっかり対応してくれると本当に助かります。「売った後」に責任をもってくれるお店や企業はやはり、信頼できます。時々様子を見に来てくれたり、手紙をくれたりすれば、なおさら。「次もその店で買おう」という気持ちになります。
一流ブランドのバッグなども、高くても、何かあってもしっかり修理してくれるという安心感があるからこそ、買おうという気持ちになる。自分達の売ったものに誇りと責任を持っている企業ほど、アフターフォローに手を抜かないのかもしれません。
東京都の町田市に、「でんかのヤマグチ」という小さな家電専門店があります。お店の周囲に大型量販店がひしめく環境にあって、この店は「多少高くても家電はヤマグチで買う」というファンをがっちりつかんで成長し続けているお店ですが、やはり、創業時から大切にしてこられたのが「アフターフォロー」です。どんなにお客様が買いたいといっても、無理に商圏は広げず、自分がしっかりとアフターフォローできる範囲に絞り、その中で、家電を販売した後に、様子を伺いに訪問したり、困ったことがあれば、電池一個でも届けにいく徹底ぶり。そんなこまめなアフターフォローが安心感になり、大型量販店がどれだけ安売りをしても、このお店のファンは離れていかないそうです。
昔は、このお店のやり方を見て、「電池一個を届けるなんて不効率だ」「安さの方が大事だ」という声も多かったそうですが、その長い時間の無駄のおかげで強い「顧客エンゲージメント(絆、つながり)」が育まれています。今では安売りの量販店もアフターフォローに目を向ける時代。周囲の声に流されず、お客様の立場にたった商売を続けていくことの大切さを感じます。
売ることが商売ではなく、売ってからが、お客様との本当のおつきあいのスタート。お客様の心の中に「次もこの店で」という気持ちが生まれるには、どんな商売においても、自分が販売した商品に責任を持という姿勢と行動がますます重要になっている気がします。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメの書籍
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夏休みにお勧めの書籍をご紹介します。
■ 「会社は変わる」(園田ばく著/大久保寛司プロデュース)
様々な企業の風土改革などを支援してこられた大久保寛司さんの社員時代の取り組みを小説風に紹介した書籍です。たった1人の社員の本気のあり方から、奇跡のように、会社の社風は変化していく。風土づくり、自分のあり方が学べます。
■ 「No.1トヨタの心づかい レクサス星が丘の流儀」(志賀内 泰弘著)
DVDでも紹介させていただいた「レクサス星が丘」。その「おもてなし」は、長い年月をかけて磨き上げられています。見返りを求めず「困っている人がいたら助ける」という心がけを続け、本当の「おもてなし」を追求されてきたレクサス星ヶ丘の舞台裏が学べます。
■ブロックスDVD教材「レクサス星が丘」
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=215
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編集長のひとりごと
「私用があり、お盆含めて9日間お休みをいただきました。大好きな年末に向けて走っていきます!」