2001/11/09号
DOIT!「ライズ」鮮烈語録
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■今週の鮮烈語録! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「ライズ 樋田社長」 (DOIT!48号より抜粋)
DOIT!48号で紹介した「ライズ」。規制緩和による自由化で嵐が吹き荒れるコメ業界。
ライズは小売業から卸への転身を模索しながらも、異分野であるガソリン業界に参入。
米とガソリンを並売するその新しい業態は瞬く間に大繁盛店へと成長。
他店との差別化が難しいこの時代、選ばれるためのカギは「心の差」だと、人材教育に
全力を傾ける同社、樋田社長の言葉をご紹介します。
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▼「斜陽産業ほどおもしろい。成長業種は戦う相手が強い。しかもどんどん入ってくる。
しかし斜陽産業は魅力がないから、誰も入ってこない。麻雀と同じで、勝とうと思ったら
弱い人とすればいい。斜陽産業の人はやる気がないから戦いやすい。」
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▼「美膳というブランドのうちの最高級品。これは愛を米て私を炊いて、と。
スタンド言えば、ティッシュとかそんなもんだが、うちは米屋だから、
ライズらしいものというので、こんなことをした。
半分遊びだが、楽しさがある。最初は金儲けのための価格と品質の競争だったが、
考えを変えて、知恵の競争になった。ライバルが真似できないように。」
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▼「問題があるのは、それを解決する力が与えられているのもだ。
だから問題に対して感謝しなさいと。中学三年の息子には、高校入試の問題があり、
私には間違っても日本の国の問題は与えられない。
僕に与えられるのは、どうすれば米が売れるかとか人間関係とか。
その人にふさわしい問題がある。けれどなかなか解決できない。
人間が成長するための問題だと考えたら、気が楽になった。」
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▼「太陽の光も凸レンズを使ったら、ものすごい力がでるように、
社員もいっしょのところに向かうとすごいパワーが出る。
そのいっしょの方向に向かわせるベクトルが経営理念。
何のために働いているか、これからどうするかと。その経営理念を浸透させるためには、
半年にいっぺん位では駄目で、毎日コツコツと水をやること。そのための朝礼。」
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▼「毎月、私どもはこういう課題に取り組むと決める。
どこでもやっていること、これに対して毎日チェックするかどうか。
私どもは毎日チェックする。今日の出来具合はどうであったかと。
いちばん大事なのは日常業務のレベルをいかにあげるかということ。」
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▼「私、必死ですから。命がけですから。先程の西川さんにも必死で話しました。
本当にいい子になってほしいという気持ちで。
怒って言うと嫌がるけど、その子のためと思って言えば続くと思うし、理解してくれる。」
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▼「意外と上司は部下の欠点とか指示命令は上手なんですがほめるのは下手。
若い人が、こんなことで社長がほめてくれた、店長がほめてくれたという感じでうれしい。
また頑張ろうとなる。それをゲーム感覚でやってる」
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▼「日々の中でお客さんのためになることをやっていこうと。
私あまり利益のことはやかましく言わない。利益とか売上げは喜んでもらったことの
結果だから。よろこんでもらうことを優先すれば、自然と大きくなってくる。
将来的には社員がライズにいて良かったなというような会社にするのが第一希望。」
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ライズには、いろんな挑戦がありました。
様々な仕組みや取り組みがありました。
しかし、その全ては結局のところ、お客様の歓びを極めるという
その一点に照準が向けられていたのです。
(DOIT!48号:ナレーションより)
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◇DOIT!ホームページ 「ライズ」(米・ガソリン販売)
「笑顔と感謝で商おう!」 ~ハートの差別化で勝負するあるお米屋さんの挑戦~
http://www.blocks-net.co.jp/048/frame048.htm
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■メルマガDOIT!編集部より∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ガソリンやお米は生活必需品。しかしそれ故に差別化しにくい商品であるといえます。
自由化で益々競争の激しくなるコメ業界、しかし厳しいのはどの業界も同じです。
さらに厳しいガソリン業界にあえて打って出た同社には、それだけ自信と確信が
あったのでしょう。
「差別化のカギは心の差」と言い切る樋田社長。
様々なアイデアや工夫を重ね競合店との差別化を図ることで急成長しながら、
そのことごとくをマネされ、苦境に立たされた樋田社長。
その経験があってこそ、決して真似されない差別化のカギが「心の差」であると
確信されたのでしょう。
人の心を育てる様々な仕組み、取り組みが同社にはありました。
「人を育て、その人に育てられていく企業」。結局全ては「人」ありきなのでしょう。
(藤)
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