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2021/06/23号
なぜ目的意識が大事なのか?
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       2021/6/21



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平素はブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



今日は「夏至」ですね。一年で一番昼が長い日です。冬至との差は5時間以上もあるんだとか。今日の大阪は梅雨の晴れ間でとても気持ちいいです。

冬至と言えば「ゆず湯に入る」など習わしがありますが、夏至は何だろう?と調べてみました。全国的なものはないようですが、関西では、「タコ」を食べる習慣があるとか。作物がタコの足のように、大地にしっかり根を張るようにとの願いが込められているそうですよ。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム 「いい会社、いい仕事」 

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なぜ目的意識が大事なのか?



 新人の指導教育の時、昔から、「目的意識をもって仕事をしなさい」と言われていますが、なぜそれが良いのでしょうか。改めて考えてみました。



 目的意識とは、その行為をしている意味を理解しているということ。なぜそれをやるのか、何のためにその行為を行うのかを自覚しているということです。例えば、「一輪車に土を載せ、10m先まで運ぶ」という行為を考えてみても、そのことでどんな効果があるのか、どんな意味があるのかということを理解している。つまり目的意識があれば、その行為を一生懸命やるはずです。さらに、その目的に自分も共感していれば、いかに効率よくやるか、いかに丁寧にやるかまで考えながら、その仕事をするでしょう。

 逆に、その行為に意味を理解せず、ただ「一輪車に土を載せ、10m先まで運ぶ」ということだけに目が向いていると、意欲は低下、途中でさぼってしまうなども起こりそうです。要するに手を抜くようになる。



 私たちの日常においても、なんだか仕事にやる気がわかないという時は、たいてい、それをやる意味・目的がわからないという時です。やる意味がわからないけど「上の命令なんだから、しょうがないか」と自分を納得させしぶしぶ仕事をする。とにかくこなそう、とにかく終わらそうという気持ちになっていきます。目的意識がわからないという人は、きっと、こうした仕事の仕方に慣れてしまっているのではないでしょうか。しかし、どう考えても、これはストレスが大きそう。精神的なダメージが蓄積してしまうのではないでしょうか。仕事は、やはり、目的意識をもってやった方が良いに違いありません。



 では、どうすれば、目的意識を持つことができるのでしょうか。

 ある高校で、生徒たちに「どうすれば、世の中が良くなると思うか?」「今、学校で習っているものの中でその為に役立ちそうなことはあるか?」と質問し、この2つの質問に答えた生徒は、他の生徒より、試験勉強が二倍に増えたという話があります。「目的意識を持て」と教えるより、この問いで目的意識が引き出せたとすれば、良い指導法だと思いました。

 いちばん大事なのは、「この仕事の目的は何か?」と常に自分に「問い」を投げかけ、自分で考える習慣ではないでしょうか。「この仕事の目的はこうだ」と教えてもらえば確かに理解できますが、やはり自分自身で「なぜこの仕事をやるのか?」「何のためにやるのか?」と考えていくからこそ「自分が本当にやりたいこと、目指すゴール」も見えてきます。いい仕事をしていくためにも、いい人生を送っていくためにも目的意識は大事なことだと思います。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2) おススメのセミナー いい会社を訪問して学ぶ「実践学習会」

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訪問して初めてわかる「本物の経営」



「ブロックスの映像に出てくる会社に直接訪問し、現場を見て学びたい・・・」

そんなお客様のお声からスタートしたのが17年前。今日は、ブロックスの実践学習会をご紹介します。



「お客様に愛され続け、社員がやりがいを持ち、楽しくいきいき働き、永続的に発展する会社は、どのようなことを大切にしているのか?どんな経営者がどのように経営をしているのか?」

こんな思いを持った経営者の方(毎年20~25名)とご一緒に、全国各地の様々な「本物の経営」を学びに行きます(約半年間)



しかし、ただ訪問したからといって、表層的なところばかり見ていては学びになりません。実践学首会では、当初から、経営者の学びを支えるファシリテーターとして、大久保寛司さんにご同行いただいています。

「見学」するだけに終わらず、「対話」を通してそれぞれが自分の経営を振り返る。この実践学習会は、新しい知識を得るのが目的でなく、「素晴らしい経営との出会い」を通して、経営者ご自身のあり方を見つめ直す場でもあり、卒業生の皆さまに大きな変化が生まれています。



(事例1)

ある経営者は、先代の古いやり方に疑問を持っていました。しかしどうすればいいかわからない。しかし、この学習会に参加して自分自身のありたい姿が明確になり、先代の心もわかるようになりました。数年間は結果が出ない苦しい時期がありましたが、いきいきと働く人を育てることに専念したことで、数年後には業績が上がるようになり、今では毎年右肩上がりで成長する企業に変わっていきました。今でも、この実践学習会が大きな転機だったと言っていただいています。

(事例2)

社員が思うように動かない・・・新しい経営手法を学んでは取り入れ、それを社員に押し付けるあまり、返って溝が深くなり、悩んでおられる経営者もおられました。しかし、全国各地の「いい会社」の経営者の考え方、精神に直接触れたことで、それがいかに間違っていたかということに気づかれます。そこから本気で社員の幸せを第一に考えるようになり、社員との溝はなくなり、業績も伸びていくという変化が生まれました。



経営者の学びは、やはり本物に触れることがいちばんではないでしょうか。

今期も、伊那食品工業様、バグジー様、ネッツトヨタ南国様、石坂産業様、道頓堀ホテル様、ヨリタ歯科クリニック様などのご協力をいただき、皆さまと現地へ向かいます。

経営を変えていきたいという経営者の皆さまのご参加をお待ちしております。



素晴らしい経営の実現を目指す「実践学習会」 詳しくはこちら

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210915_0210






編集長のひとりごと

「昨日は父の日でしたね。倉敷に住む父に、畑仕事用の帽子と酒のつまみを贈りました。早く一緒にお酒を飲みたいものです。」