2022/01/18号
既にあるものに気づく
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人と組織の“元気”応援レター
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2022/1/17
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平素は、ブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
27年。阪神淡路大震災から27年経ちました。
今でもその時の様子が鮮明に思い出されます。当時は携帯電話なんて普及していなかったので、連絡とるのもやっとでした。すでに大阪にいた私はテレビに映る被害の様子をじっと見るしかありませんでした。実家の両親もかなり心配だったと思います。
「忘1.17」の字に置かれた灯篭が、たくさんの意味を持つことに胸があつくなりました。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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既にあるものに気づく
昨日、私も企画委員として運営側として参加している「ホワイト企業大賞」の表彰式と「ホワイト企業フェスタ2022」というイベントがあり、その中で、藤田一照さんというお坊さんのお話を聞く時間がありました。藤田さんはアメリカでフェイスブックやスターバックスなどの会社で座禅を指導する有名な方ですが、直接お話を聞くのは初めてでした。
藤田さんはこんなお話からはじめられました。
「私たちはつい、自分の外側に正解を求めてしまいがち。病気になれば医者に頼り、何か困れば専門家を頼る。しかし、実は自分の中にできることがたくさんある。出来ないことがあると、つい、自分に“足りないものがあるからだ”と考えてしまうが、それは自分を過小評価しすぎ。」
「自分の中に既にあるもの、既に持っているものがたくさんあるのに、外ばかり見ているから、それに気づかない。回光返照という言葉は、外に向かう光を自分にあて直すという意味。自分を知り、自分を信頼することが大事だ。」
自分には既に多くのものを持っていることを知る。自分をもっと信頼する
。
頭では理解することはできるのですが、それだけではダメだそうです。それを理解するために、その後に座禅の指導を受けました。
ゆっくりと自分の足や身体に意識を向け、呼吸をしていると、入ってくる新鮮な空気を感じたり、自分を支える足や背骨の存在や大地の存在に気づいたり、空気を吸う身体を感じたり、そこに自分がいることを実感しました。体がホカホカし、だんだんと満ち足りた気分になっていきました。
私たちは穏やかに生きたいと思っていても、つい焦ったり、イライラしてしまいます。それは「まだ足りない」と思ってしまう癖から来ているのかもしれません。もっと、意識的に、自分の中にあるもの、既にもっているものに光を当ててみる必要があるのでしょう。
「企業も拡大を目指すのは足りないと感じるから。そうではなく、今あるもの、自分のリソースを信頼して全力で向かっていけば、自然と人が集まり、発展していくのではないでしょうか。小欲知足の経済は成り立つはず」と仰っておられましたが、そのお話を聞いて、業績を目標に置かず、お客様に喜ばれることを一生懸命に行う、これまで取材したいい会社のことが頭に浮かんできました。
拡大でない、充実や真の豊かさを取り戻す新しい時代がきているのかもしれません。
「ホワイト企業大賞」http://whitecompany.jp/
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメのDVD教材 「仕事の原点シリーズ Vol.1おもてなしの心編」
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挨拶をする、お客様をご案内する・・・
うちのスタッフは、マニュアル通りに一生懸命やってくれているけど、もっと心をこめてやってほしい。
そんな気持ちをお持ちの教育担当者も多いのではないでしょうか?
しかし、心は見えませんし、形として教えることもできません。
「心とはどんな心か」「心をこめる対応」とは、どんなことかを理解してもらうのは、なかなかの至難の業です
そんな時にわかりやすいのが「実際の事例」です。
この「おもてなしの心編」には、様々な業界の「心をこめる接客の事例」と、それを行っているスタッフの気持ち、サービスを受けたお客様の気持ちなどがドキュメンタリーとして紹介されています。
「心」を育てる教育にぜひご活用ください。
◎仕事の原点シリーズ Vol.1おもてなしの心編はこちらへ
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編集長のひとりごと
「感染者が増えてきたので、子どもたちの試合の観戦などが出来なくなりました。残念。」