2022/05/18号
仕事と生きがい
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人と組織の“元気”応援レター
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2022/5/16
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平素は、ブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この週末、地元のJFLサッカーチームの試合を見に行ってきました。応援団がいたり、グッズが販売していたりして、本格的な試合でした。知り合いのパパさんがいたり、地元で盛り上げている感じがいいですね。チームも勝利し、みんな笑顔でした。また時間が合えば応援に行きたいと思います。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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仕事と生きがい
先日、ある方のお招きで、改装した古民家で一日一グループのお客様だけに、フランス料理を出すお店に行きました。この店のシェフは71歳。若い時からホテルで修行し、最後は一流ホテルの料理長として経験を重ねた素晴らしい職人さん。ひとつひとつの料理が繊細で本当に美味しく、最初から最後まで楽しませていただきました。
食事をしている時、料理長自らが料理を運び、その都度、料理の説明やフランス料理のことを説明してくださいます。材料の仕入れへの時間のかけ方、お客様に合わせた調理の時間の工夫、美味しくなるか不味くなるかのギリギリの調理時間のお話など、なかなか聞けないプロの仕事の裏側を聞かせていただきました。
ひとつの料理の奥に、こんなにも工夫や努力があるのかと驚いたのですが、それ以上に、自分の仕事に誇りを持ち、楽しそうに語られる料理長の仕事への姿勢にも感動してしまいました。自分の得意分野を長年時間をかけて極め続け、今、この料理に全力を傾け提供する、そのことで人が喜んでくれる。その幸せそうな笑顔がまた自分の励みになり、収入になる。そのことが嬉しくて、また自分の技術を磨き、努力する。人生の中で、自分が心から打ち込める仕事を見つけることは、本当に素晴らしいことだなあと、料理長の話に耳を傾けていました。
今、日本人独特の幸福感である「生きがい」という概念が欧米で注目されているそうです。なぜ、日本人は長生なのか?長寿と生きがいについて研究が進んでいます。その学者がまとめた「生きがい」の構成要素が、「好きなこと」「社会が必要とすること」「得意なこと」「収入を得られること」の4つ。自分の好きなこと、自分の得意なことが出来ていて、それが社会の役に立っていると感じられ、尚且つそれが生業になっているという時に、人は生きがいという幸福感を味わっているのだそうです。料理長の話を聞きながら、このことを思い出していました。
私たちも、仕事をしていて、やりがいや幸せを感じることがあります。やりがいを感じると努力も楽しくなる。失敗したり、うまくいかないことがあると苦しいけれど、そこに格闘することで、どこか生きていることを感じる。こんな日々が生きがいを作っていくのではないでしょうか。
仕事はただお金を稼ぐ作業だと思うと、手を抜きたくなってしまいますが、自分の生きがいであれば、努力も楽しくなっていく。仕事をどうとらえるか。長い人生を豊かに生きる上でいちばん大切なことかもしれません。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)ブロックス・オンライン・セミナーのご紹介(7月)
王宮 道頓堀ホテルに学ぶ 「社員が辞めない、働きがいのある職場づくり」
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社員が定着しない、いきいきと働けていない・・・
労働時間が短くなり、職場の環境は良くなったはずなのに、社員の意欲は高まらない。
こうした状況が生産性にも影響し、企業の大きな課題になっています。
どうすれば、社員が「働きがい」を感じる組織を作っていけるのでしょうか。
職場が疲弊し、社員が辞めてしまう状況から、経営を改革し、社員がいきいきと働く会社を実現させた大阪の「道頓堀ホテル」の事例(映像)を題材に、働きがいのある会社づくりを学びます。
【事例に学ぶ「いい会社づくり」セミナー】
◎テーマ:王宮道頓堀ホテルに学ぶ「社員が辞めない働きがいのある職場づくり」
◎開催日:2022年7月14日(木) 13:30~15:30(オンライン開催)
◎受講費:1,000円(税込1,100円/1名様)
※DVD購入者は無料。(無料は2名まで。3名以上は有料となります)
詳細・お申込みはこちらから
https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20220714_01
編集長のひとりごと
「倉敷の実家から、新玉ねぎやエンドウ豆など、沢山野菜が届きました!さっそく豆ごはん堪能しました。」