2022/12/13号
仕事を任せる
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人と組織の“元気”応援レター
【メルマガDOIT!】
2022/12/12
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平素は、ブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
先週、ブロックス主催のベンチマーク研修「素晴らしい経営の実現をめざす実践学習会」で、香川の徳武産業様と徳島の西精工様を訪問してきました。2社とも共通しているのが、【考える・書く・発表する・コメントをもらう】という仕組みが浸透していて、働いている人がみんなイキイキしていること。運営している私も元気をもらいました!
1月は、大阪の道頓堀ホテルさんとヨリタ歯科クリニックさんです。楽しみです。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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仕事を任せる
仕事は自分でやることも大事だけど、人に任せることも大事だと良くいいますが、「人に何か仕事を頼む」というのは、なかなか面倒なことです。どんなことをやってほしいか説明をするところから始まり、依頼した後も質問に答えたり、成果をチェックしたりやることはかなり多くなります。
だからつい、「自分でやった方が早い」と人に頼まず自分で仕事をやることを選んでしまう。特に納期が迫っている時など、悠長に人に頼んでいる暇はない、自分でやる方が早いと思ってしまいます。
ただ、こうやって「自分がやった方が早い」と何でも自分で仕事をし続けていると、だんだん「この仕事はあの人にしかない」という、いわゆる属人化という問題が生じてきます。組織でこれが増えれば、その人の負荷は大きくなり、もしその人に何かあったら仕事は回らなくなってしまいます。「任せず自分でやったほうが早い」という選択肢は目の前の仕事が早く終わるので、最適な選択に見えて、長期的にみると、実は最適ではないということにつながりかねません。
手間ひまかかること、面倒なことは避けがちですが、逆にそうした「面倒」の中に学びもあります。人に何かを任せるのは余計なことが増えていきますが、人に自分の業務を教えていると、改めて自分がわかっていることやわからないことが整理されたり、説明を考えていく中で改めてその仕事の要点が見えてくることもあります。任された側はもちろん成長しますが、実は任せた側が成長していることに気づきます。
任せたり、任されたりすることで、マニュアルができる。教える力がつく。仕事の穴が発見できることもある。教える人と教わる人の絆が深まり、チームの生産性も向上する。面倒なことが生み出すものは少なくありません。
自分で責任をもってやりきることも大事ですし、人に任せるのは手間ひまかかりますが、その面倒は未来への投資とも言えます。仕事を任せるといっても、丸投げするだけでは良くありませんが、抱え込まず、思い切って仕事を任せていくことは個人にとっても会社にとっても大事なことかもしれません。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2) おススメのDVD「DOIT!シリーズ」「志GOTO人シリーズ」
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自社の課題を解決していくためには、その課題を深く追求していくことが重要ですが、解決していくためには、他社の取り組みが参考になることがあります。ブロックスの事例映像教材は、普段なかなか見ることができない他社の取り組みを通して課題を解決するヒントが学べます。「経営」の成功事例を紹介するDOIT!シリーズと、「チーム」や「個人」の成功事例を紹介する「志GOTO人シリーズ」の2つのシリーズをご紹介いたします。
【DOIT!シリーズ】
ブロックスのDVD教材「DOIT!シリーズ」は、全国の成長する企業の経営を紹介する映像教材ですが、様々な業界の優れた企業の取り組みをご紹介しています。高い顧客満足で定評のある企業、社員満足度が高い企業、逆風の中でも成長し続ける企業など、丹念な取材を通して優秀な企業の経営をご紹介しています。自社の課題に合わせた事例をお選びください。
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「志GOTO人シリーズ」は、業績の高い、優れた成果を出している「チーム」や「個人」の事例をご紹介する映像教材。優れた組織の現場を紹介する「身近な事例」は、社員の目線でもわかりやすく、社員研修などの教育研修の場でご活用いただいています。高い成果を生み出しているチーム、個人の事例から、実践につながる学びが得られます。現在8タイトルを発売中。
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編集長のひとりごと
「ワールドカップ惜しかったですね。でもすごく勇気をもらえました。これからの活躍が楽しみです。」