2023/07/11号
自ら立てた目標、与えられた目標
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2023/7/10
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
7日の七夕は全国的に雨でしたね。ここ数年、雨の日が多い気がします。織姫と彦星が出会う七夕伝説が隣町にあり、今度次男があるイベントで彦星として特別出演させてもらうことになりました。台本を読みましたが、歴史を知るいい機会になりました。地域に伝わる歴史物語を語り継ぐことは大切だと思います。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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自ら立てた目標、与えられた目標
先日、あるお店でサービスを受けているときに、スタッフの方から今月のおススメだと、新商品の案内がありました。良く来ているお店ですし、若い子が熱心に勧めてくれるので、断るのも悪いと思い申し込みましたが、少し強引な感じがして、少しモヤモヤとした気持ちになりました。新しい商品なので、きっとお店に課せられた目標があるのだろうと思います。一生懸命に進めてくれるのは良いことで、そのスタッフも頑張っているのはわかりますが、何かその会社の都合を押し付けられている気がして残念な気持ちになりました。
数値目標を持つことは、やるべきことが明確になり、達成の度合いがわかるので、対策も打ちやすくなります。達成すればやる気も高まるので、目標管理はいろいろな会社で使われています。ただ、やるべきことが明確になるが故に、その他のことに気が回らなくなったり、手段が目的化してしまうというデメリットもあります。このお店で感じたのは、いつもはお客様のことに気を配ってくれるいい店だと思っていたのに、お勧めに熱心なあまり、その良さが感じられなかったのかもしれません。
ただ、目標を持つことは悪いということではないはず。問題は、その目標の奥にある気持ち。会社から与えられた目標をこなそうと一生懸命にお勧めしているのか。会社の理念にも通じる商品だと感じ、自分自身も良いと感じたものを、できるだけたくさんの人に薦めたいと思いながら自ら目標を立て、一生懸命にお勧めしているのか。見た目の状況はそんなに変わらないのかもしれませんが、醸し出す雰囲気は微妙に違う。それがお客様に伝わっているのかもしれません。
趣味の世界では、「今日は魚を何匹釣ろう」という目標を自分で決めます。自分で決めるから楽しくなり、工夫もする。それがもし、誰かに「何匹釣ってこい」と言われたら、とたんに面白くなくなってしまうはず。さらに、その目標をなんとしてでも達成しろと、隣で数字を追い立てられたら、数字ばかりに目が行き、「帳尻を合わせるために、スーパーで買ってこよう」というような手抜きもしたくなりそうです。趣味と仕事は違うのかもしれませんが、「面白い」と思えば、どんなことでも工夫し挑戦していこうと考えていくのではないでしょうか。
しかし、はじめてのことは、何でも実際にやってみないとわからないことがあります。もし、納得がなく、ただ会社からやれと言われて、最初はやらされ感で始めることがあったとしても、そこに一生懸命に取り組んでみる。自分が一生懸命にお勧めした商品を、お客様が喜んでくださった。そんな体験を通して、改めて商品の価値に気づくこともあります。目標を与えることは悪いことではないのだろうと思います。
何れにしても、目的を忘れて、目標だけになってしまうのが、面白さを失う原因なのかもしれません。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)DVD教材 「楽しむ力 切り拓く情熱」(新発売)
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「志GOTO人シリーズ」(しごとじん)は、様々な業界でお客様から支持され成果を上げ続ける人やチームを取材した事例教材。最新刊では、製造現場でいきいきと働き、高い生産性をあげる一人の社員を中心に、その活躍を支える職場の姿を紹介しています。
(概要)
冷凍食品の大手、ニチレイフーズの奥山貴晶さんは、単調になりがちな生産現場の中で、常に業務改善や新しい課題に挑戦し、高い成果を生み出しています。彼のモットーは「仕事を楽しむこと」。指示された仕事をするだけでなく、自ら考え自ら実行する。主体的に取り組むからこそ、仕事が楽しくなり、成果が生まれる。映像では、実際に行われている生産性向上への取り組み、中堅リーダーとして部下育成の現場など、失敗を恐れず挑戦することで、常に学び、成長し続ける奥山さんの、熱く仕事を楽しむ姿勢に迫ります。
(映像のテーマ)
・常識を疑い、改善し続ける重要性
・あきらめず挑戦し続ける姿勢
・懸命に取り組むことの大切さ
・周りも楽しくする巻き込み力
(活用場面)
・若手、新入社員教育
・製造現場での改善活動
・働きがい、社員満足の向上
(商品の概要)
・タイトル:志GOTO人シリーズ 「楽しむ力 切り拓く情熱」
・価格:1巻6,490円(税込・送料別)
・収録時間:22分
・サンプル動画、商品の詳細はこちら↓
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編集長のひとりごと
「昨日、初の甲子園野球観戦をした大学4年生の長男。学生の間に色々楽しむよう。秋にはパーマをあてると言ってます。良き良き。」