2024/10/01号
職場の人間関係と生産性
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2024/9/30
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
あっという間に9月も終わり。ようやく涼しくなってきましたね。あんなにクーラーなしでは寝れなかった夜が、肌寒く感じるほど。いそいで秋の服を出しました。一人暮らしをしている長男も冬服を取りに帰ってきました。社会人一年生ですが、友だちと旅行に行ったりと仕事もプライベートも楽しんでいるようです。将来どうしたいかなど明確な目標も持っていてそれに向かって働く様子を聞くと、頼もしく本当に嬉しいですね。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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職場の人間関係と生産性
徳島県に西精工という会社があります。この会社は自動車部品のナットを作る製造業ですが、働く人の9割近くが、社内のES調査に対して「この会社で働いていて幸せを感じている」と答えるほど、社員エンゲージメントが高い会社です。
こうした職場になった背景には、理念の共有などいろいろな取り組みがあるようですが、特に大事にしてこられたのが職場の風土づくりでした。働く仲間同士が良い人間関係を築けていないと良い仕事はできない。言われてみれば当たり前のようなことですが、良い人間関係をつくっていくことはなかなか難しいことです。
論理的に考えれば、10の力を持っている人同士が仕事をすると、5の力の人同士のチームより大きな仕事ができるという理屈になります。でも、いくら10の力を持っていた2人でも、その間の人間関係が悪く、いがみあっていては仕事はマイナス10になることもあります。逆に、例え5の力のチームでも人間関係が良ければ協力し合って仕事をすればプラス10が生まれることもある。10の力のチームより、5のチームの方がいい仕事をすることがあるというのが人間です。
また、もし10の力を持っていた人だとしても、家族の中に不安があったり、悩みを抱えていれば、仕事の中で力を存分に発揮できません。10の力が半減する時もある。そんな時にチームメンバーが声をかけ、不安を理解してくれるか。人間関係は仕事の生産性にも大きく影響します。昔は飲み会やプライベートの交流という、いわれる仕事を超えた付き合いで、お互いがわかり合うことができましたが、最近はなかなかそんな時間もありません。人間関係が希薄になってきています。
西精工では、少しでも職場の仲間同士がわかり合おうと、毎朝1時間近くもかけて朝礼を行っています。この朝礼は、単なる報告や情報伝達の場ではなく、理念や価値観を題材に、お互いが仕事に対して、どのような気持ちで取り組んでいるか、職場のメンバー同士でじっくりと対話をする時間です。この1時間は、一見すると「無駄な時間」のようにも思えますが、この朝礼が職場の中の人間関係が良くする大切な時間になっているようです。お互いの理解・信頼が高まる。結果として助け合いや協力の質が高まる。結果的に仕事の生産性も上がっていく。この朝礼は15年も続けておられます。
何十年も働く時間は、いつも順風満帆な人生ではなく、家族のことで悩んだり、人生で悩むこともある。そんな時、人間関係が良好で、プライベートなことでもフランクに相談できるような人が傍にいてくれる。働く人にとってこれほど安心なことはないかもしれません。
よい人間関係と生産性。働く人にとっても、会社にとっても、これからの時代において大事なことではないでしょうか。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)人財の定着を高める「社員教育動画制作」
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ブロックスでは、お客様の「企業内の映像」を制作する「映像制作事業」を行っております。
プロモーション用映像、方針伝達映像など、企業の中での「映像」は様々ですが、最近は人財育成の領域における映像に注目が集まっています。
採用が難しく、早期離職が問題になる中で、若手社員をいかに育成していくかが、各社の課題。教育の仕方が人の定着に大きな影響を与えます。
ブロックスでは、「知識・スキル」教育用の映像づくりだけではなく、「経営理念の共有」や「モチベーション向上」「お客様への意識づくり」など、働く人の「マインドの醸成」などの動画制作をお手伝いしております。
内容のご相談、見積りは無料です。どうぞお気軽にお尋ねください。
(人財育成用の映像の種類)
•スキル・知識を身に付ける教育映像
業務の進め方、基礎知識、基本の応対などを映像にすることで、社員教育のレベルを高めていきます。
•企業理念の共有やマインドを醸成する教育映像
経営理念への理解や共感を促したり、会社が大切にしてほしい価値観を考えるきっかけをつくる映像教材です。理念の伝え方には様々な方法がありますが、「映像」があれば、会社説明会や、社員教育、社内イベントなど様々な場で活用できます。
(動画を活用するメリット)
1.研修のコストが削減できる
対面型の研修には、会場費、交通費、教育担当者の人件費など多数の費用がかかりますが、動画を活用すれば、集めなくても質の高い研修ができるので、教育の無駄なコストを削減できます。
2.バラつきがなくなる
「教育」は講師によって伝え方のレベル差があり、バラつきが生じることがあります。研修に動画を活用すると、教育内容が均一化・標準化できます。
3.教育効果を高める
動画の場合、文字情報だけなく、実際の動きを見せることで、より教育効果が高まります。一方的な講義型研修の中で、動画を使えば、興味関心を高め集中力を切らさずに受講させることができます。
4.成功例を標準化できる
例えば「お客様満足度の高い部門の取り組み」を動画で紹介することで、離れた場所でも「社内の優れた事例」を共有できます。好事例が広がり、全体のレベルアップが図れます。
5.参加者にとってのメリット
集合研修後の「振り返り」にも動画が有効です。社内のネットワークに動画を用意しておけば、いつでも、どこでも勉強ができます。学びたい時に学ぶ、学んだことを振り返る。「学び」の質が高まります。
■ブロックスの映像コンテンツ制作事業のご案内
https://www.doit-fun.jp/produce/index.html
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編集長のひとりごと
「年に1度の地域清掃。ついでに玄関先の木も伐採。すっきりしました。」