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2024/11/19号
競い合うチーム、助け合うチーム
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     人と組織の“元気”応援レター

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        2024/11/19



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



先週、ブロックスが主催する「素晴らしい経営の実現をめざす実践学習会」で、長野の伊那食品工業様と中央タクシー様を訪問してきました。どちらも素晴らしい企業で素晴らしい取り組みをされています。口をそろえておっしゃったのは「(人との)距離が近いので思いが届く」ということ。わかっているのに、なかなかできないのは【本気度】が違うからだという教えがあり、すごく納得しました。

次回は、大阪の道頓堀ホテル様とヨリタ歯科クリニック様を訪問します。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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競い合うチーム、助け合うチーム



 先日、全国でもトップクラスの成績を挙げる営業スタッフを、何年も続けて輩出する、ある組織の地方の営業チームを取材させていただきました。都心部でもなく、なぜ、そんなに優秀な人が生まれるのかと伺っていくと、その理由はこのチームが昔から大切にしてきた文化が影響しているようでした。



 そのチーム(支店)には、昔から「お互いを助け合う精神」があって、40名以上いる営業メンバーは常にお互いの状況を開示し合い、もし、メンバーの中に困っている仲間がいれば、エリアを超えて助け合っていきます。成績が芳しくない仲間がいると聞けば、リーダーやトレーナーが声をかけ、すぐに助けにいく。入ったばかりの新人には優秀スタッフがべったりと張り付き、惜しみなくノウハウを教える。そんな日常の中で、常に成績の良い人が育ち続け、何年にもわたってチーム全体で好業績を出し続けているということでした。昔は、営業は個人で頑張るもの。社内であってもお互いがライバル。仲間にもノウハウを隠す人もいました。自分の成績だけが一番の関心事で他人のことなど関係ないという空気もありました。しかし、世の中がこれだけ変化していく時代の中では、個人主義だけでは全体の成績も出せず、お互いが良い情報を共有する「助け合うチーム」でなければ良い成果が出なくなっているのかもしれません。



 「助け合うチーム」は社員のやる気にも影響します。日本能率協会が実施した「働く人の満足度やモチベーション調査」でも、所属しているチームの雰囲気が働く人のやる気に影響することが報告されています。その調査で「現在所属しているチームの雰囲気に満足していますか」という質問で「満足」と回答されたビジネスマンは約半数強。満足の理由として一番多く上がったのが、「困ったときに助け合いができているから」という回答(40%)でした。日本人が求める理想のチームは「困った時に助け合うチーム」そして「良好な人間関係ができているチーム」であると結論づけていました。



 しかし、そうした助け合うチームはどうすれば出来るのか。先ほど紹介したチームの方に伺うと、その会社には、昔から「仲間は絶対に見捨てない」という精神が脈々と流れていると感じておられました。昔、自分が苦しかった時に先輩が助けてくれた。その喜びを知っているからこそ後輩に伝えていく。そんなDNAが「助け合い」の風土を作っているようです。

 「大家族主義」「チーム営業」など言葉は違えど、いい組織、いい会社はやはり仲間を大切にされています。農耕民族は競い合うことより、助け合ってきましたが、「助け合い」は、日本人にいちばん合っているのかもしれません。


(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)おススメのDVD教材 チームでつくる最高のおもてなし 「レクサス星が丘」

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「レクサス星が丘」は、お客様に満足以上の感動を提供することを全員が取り組む顧客満足度日本一の店。細部にまで気配りが行き届き、スタッフの親身な対応に感動する「レクサスファン」が増え続けています。「レクサス星が丘」が生み出す「感動」は、営業・サービス・アシスタント・受付など、部門を超えたチームワークが生み出しています。

映像の中で、実際のお客様満足の仕組み、チームによるおもてなし、高い意識を育てる人財育成の取り組みなど、その経営を上下2巻にわたって紹介しています。



・商品名:志GOTO人シリーズ「レクサス星が丘編」(前後編2巻)

・サンプル動画: https://www.youtube.com/watch?v=Fifn3_fRYbs&t=10s



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編集長のひとりごと

「寒いのを覚悟して行った長野でしたが、ぽかぽか陽気で上着いらないぐらい快適でした。」