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2004/07/12号
DOIT!「モミの木」鮮烈語録

┏━ VIDEO DOIT! E-MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━068号


  繁盛店事例研究マガジン 【メルマガDOIT!」】 ~MERUMAGA DOIT!~


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (2004/7/12号)━━━┛




7月、七夕も過ぎ、そろそろ梅雨明けになった地域も出てきました。ここ1週間

は猛暑で、連日30度を超える暑い日が続いていますが、メルマガ読者の皆様

は体調などは崩されていませんか?今年は本当に暑い夏がやってくるようです

が、私は8月16日のお盆の生まれなのですが、とにかく暑い夏が嫌いです。

もともと汗っかきで、夏は天敵です。ついついエアコンは冷房全開、営業に外に

出るたびに冷たいジュースといった具合です。これからが本番と思うとへこたれ

そうになります。何かいい手はないでしょうか?とほほ・・・。(編集委員T.K)


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◇今号のメニュー

 

 ・鮮烈語録!DOIT! 7号「モミの木」

          代表取締役 加藤智子さんインタビュー(DOIT!7号より)

 

 ・DOIT!最新79号のご案内

 

 ・DOIT!編集部より

 ・DOIT!取材同行記


■鮮烈語録! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


 DOIT7号 「株式会社モミの木」 (ファミリーレストラン他)

主婦が始めた小さな喫茶店「モミの木」。持ち前のバイタリティーで店は拡大

した。しかし「自分のため」の商売は長続きしない。店はお客様のために・・・。

商業界の主幹、故倉本長治さんとの出会いが商いを変えた。商いの本質に

目覚めた「モミの木」は大きく成長する。女性商業者のリーダー的存在でもあ

る「モミの木」加藤社長に、革新する勇気と繁栄し続ける技術を学ぶ。


★代表取締役 加藤智子さんインタビュー(DOIT!7号より抜粋)★


▲とにかく儲けないといけないと商売は。儲ける手段として商売をやってる、も

ちろん生きるため子育てのためということで。で15年くらい前だった時でしょう

か、もう子供たちが商売嫌やと言いまして、もう細かいお金も要らないという事

で出て行くわけですよ。もうその時には金も物も要らないから出て行くと言った

時には、激怒しましたけどね。でも考えてみますと、やっぱり子供は親の犠牲

になってきた訳ですよ。でもうしょうがないと諦めてもう子供それぞれ社会に出

て行った訳ですよ。でその時にもう商売もう辞めようと、親の役目も終わった

しということで思いよった訳ですよ。今までもうがむしゃらに働いている時は問

題を問題としないわけですよ、少々のことは。でももう辞めようかなあとなった

時にはですよね、問題にしなかったことでも総てが問題になってくる訳ですよ。

で一番に挙げられたのはやっぱり従業員でしたね。入っては辞め、入っては

辞めですよ。何でうちはこんなボロばっかりが来るのかあ、もうこんな事ならも

うやめたやめたいうことで何もかも嫌になりましたよね。


(そんな時に商業界のゼミナールで倉本さんに出会う)今まで儲かってきたけ

れども、でももう商売で子供が嫌やと出て行ったと、従業員もいい社員ももう来

ないって。参加者の皆さんは社員が満足しているといわれるけど、うちでは考

えられない、とんでもないと私は倉本先生に言うわけですよ。そうすると先生は

どう言われたと思います?先生はね「加藤さん、それはですねあなたがボロだ

から。あなたができていないから、だから社員も失礼だけどそういう人達しか集

まって来ないんだよって。会社の器はオーナーの器ほどしか大きくならない。で

人柄もオーナーの人格しか社員も成長しない。あなたダメだから社員もそういう

人たちが来るんだよ」と言われました。


その時私も怒鳴りましたけど。倉本先生の話をずっと聞く中でも、でもやっぱり

店はお客様のため人様のためということは納得いかないわけですよ。東の空が

明るくなりましてね。あーでもないこーでもないと倉本先生と討論ですよ。結局先

生が最終的に教えて頂いたのが、「加藤さんな、この小田原に二宮尊徳先生を

お祭している」そんなこと知ってますよととか私は言うわけですよ。それがどうし

ましたって。「尊徳先生の教えでな、たらいの水の教えが、ある」そのたらいの水

がどうしましたって私は言うわけですよ。そうすると先生は「たらいの水は手前に

引くとな、水はどうなるかな」とおっしゃった。たらいの水は手前に引くと水はザア

ッと寄りますよと答えると「そうだろ。(たらいの水と同じで)一時は金も人も集ま

るんだと。だけどやがて去って行ってしまう。逆にどうぞどうぞと言って向こうへ水

を押しやると、一時は金も人もみなってしまうように思うけども、結果としては手前

へ人も金も幸せもみな戻ってくるよと。これがお客様のため人様に喜んで頂いて、

ああいいお店があってよかったなと、そして結果として儲けさせて頂く。これが正

しい商人なんだよ」とおっしゃったんです。私はこうゆう単純な話でですよ、目が

覚めたというか、目から鱗が取れたというかですよ、もう本当に恥ずかしい思い

を致しましたけど、この先生との出会いなんですよ。これで本当に自分が悔しく

て恥ずかしくて涙が止まりませんでした。


★DOIT!7号「モミの木」のご注文は・・・DOIT!ホームページから!

  http://www.blocks-net.co.jp/item/details/007.html




■ DOIT!最新号のご案内∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


DOIT!Vol79「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」(最新号)


「夢」が人を輝かせる!

~ ガキ大将社長が挑む嘘偽りなしの本物経営~


「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」【旅館・レストラン・飲食・ブライダル他】


=ここにしかないもの、これが感動の原点=

「景気が悪い」「立地が悪い」と売れない理由を周りのせいにしていても始ま

らない。現実を素直に受け入れ、その上で自分たちに出来る限りの努力で

そのお客様を喜ばせる。逆境を好転させるのは、自分の中にある知恵やア

イディア、そして未来への「夢」だ。人口わずか3万人、海と山に囲まれた典

型的な田舎町にある「ぶどうの樹」は、名前の通りぶどう畑の中のレストラン。

20年前、畑にコンロを置いてバーベキューを食べさせる「青空レストラン」か

ら始まったこの店だが、お客様に喜んでもらおう、楽しんでもらおうと少しず

つ施設やサービスを充実することでファンが増え、今では年間20万もの人

が訪れる繁盛店になる。嘘をつかず本物にこだわる。ここにしかないもの

を提供する。精一杯のもてなしをする。これが「ぶどうの樹」の精神だ。無

農薬野菜のバイキングレストランやガーデンウエディングなど、時代を先取

りする業態を次々に展開し成功する「ぶどうの樹」の感動づくり、人づくりを

学ぶ!


【DOIT!がこの企業に注目する理由!】

●「ここにしかないもの」で勝負する!

“田舎”に人を逆流させる「食と農」の新業態!

●農園から食品製造、そしてレストランまで!

安心・安全の一貫システムと6次産業発想!

●ぶどうの木の下でウエディング!

お仕着せを否定、感動を呼ぶ楽しい結婚式!

●田舎から都会へ出店加速!

デパートの屋上に作った「畑の中のレストラン」!

●「夢を語り続ける会社」をつくるのが夢!

未来志向、プラス志向が人を育み元気をつくる!


★「 ぶどうの樹」ホームページ

 http://www.budounoki.co.jp/


★DOIT!最新79号「ぶどうの樹」のご注文は・・・DOIT!ホームページから!

 http://www.blocks-net.co.jp/

★小役丸社長のインタビュー

http://isize.uproad.ne.jp/cgi-bin/kyushu/work/top/details.cgi?p=back&id=66




■DOIT!編集部より∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


皆さんこんにちは。ここのところもの凄く暑い日が続いていますが、

いかがお過ごしでしょうか?私は先日受けた健康診断の結果に愕

然として、野菜中心の食事に変えているのですが、そのせいかどう

かはわかりませんが、最近はどんなに暑い日でも良く眠れたり、体

調も良好です。私たちのような撮影や編集の仕事は、食事もままな

らい時があったり、何日もお弁当という場合が多く、食生活は良くな

かったのですが、それでも自覚を持って食事をすれば改善はできま

した。やはり食事は健康の基本です。暑い夏だからこそ気をつけた

いですね。


さて、今回の編集部コーナーは、ブロックスの若手に登場してもらい

ます。DOIT! の制作や販売の現場で悪戦苦闘しながらも楽しんでくれ

ている我が社の元気印のスタッフです。


DOIT! のロケは刻々と変わる状況に対応して様々な準備をしていかな

ければならない、意外と過酷な現場です。急いでカメラの三脚を運んだ

り、感動の瞬間を撮るためにテープやバッテリーを切らさないように気

を配ったり、朝早くから夜遅くまで駆けずり回るなかなかハードな仕事

なのですが、この仕事もただ言われたことをやっているだけでは勤まり

ません。アシスタントであっても、ディレクターやプロデューサーのように、

取材先企業にどれだけ興味が持てるか、自分だったら次に何を聞こう

か?どんなことを撮影すべきか?と主体的に取り組んでいくことが求め

られます。撮影スタッフが一丸となって、同じ思いで取り組まないと、肝

心なところで歯車がかみ合わなくなって良い撮影ができないのです。


幸いなことに我が社の若手スタッフはこの仕事を楽しんでやってくれて

います。もちろん未熟な点はいっぱいあるのですが、情熱だけは誰に

も負けません。文句ひとつ言わずにやってくれています。

そんな熱いハートのスタッフの撮影同行記、ぜひお読みください。

(DOIT! 編集長 西川敬一)




▼DOIT!79号「ぶどうの樹」撮影同行記▼

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DOIT!編集部の嶋村です。

今回私はミニカメラを持ち、撮影隊とは別で「社長の一日に密着する!」

という新たな試みで撮影をしました。大変でしたよ!

なぜなら、社長は本当によく動き回ります!突然、敷地内を見回ったり、

契約している農家に行ったり、芝刈りをしたり、レストランで接客したり

・・・全く落ち着く暇がありませんでした。どこにそんな体力があるのか???

そしてその間、すれ違うスタッフ全員に声をかけます。「この前すごかったね

!」「あれどうなった?」という感じで、全員の行動を把握しているかのようで

した。スタッフをしっかり見つめ、スタッフを信じ、夢を見続ける社長。一瞬、

この社長について行きたい!と思ってしまいました。

(嶋村尚己)  

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DOIT!撮影初体験の北口です。

「ぶどうの樹」へ到着したとき、ジブリの世界へ入り込んだのかと錯覚するよ

うな、そこはとても田舎で、見渡しても山しかないところでした。

門をくぐると出迎えてくれたのはトトロ・・・ではなく、トトロによく似た社長の小

役丸さんでした。

そんな小役丸さんは何をするにもまずお客様のことを第一に考え、そして体

にいい物を提供したいと思っておられる心のあるとても熱い九州男児です。

ぶどうの樹から少し離れたところに八幡屋という旅館があり、そこにもレストラ

ンがあるのですが何よりも珍しいお風呂があるのです。温泉を掘っても温泉は

出ない。しかし旅館の目の前は幸い海!なら海水風呂だと体にいいものがで

きるのでは!?との想いで造られたそうです。その結果、海水はアトピーなど

いろんなものにいいということでお客様が何度も足を運んでくださるようになり

ました。お客様に対する想いが色んなところに行き届き、またスタッフの方もと

ても親切で、その場所に居ることがとても心地よく感じました。

そんなぶどうの樹に魅せられた人たちが集まってくるのだと思います。

初の取材でしたが、心から楽しむことができた記念すべきデビューでした。

(北口美紀)


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   (株)ブロックス DOIT!編集部 メルマガDOIT!編集部

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