2023/09/12号
「小さな不満」に向かう企業
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2023/9/11
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
9.11。
ラグビーや野球やジャニーズ事務所のニュースが多いですが、忘れてはならない日です。
当時お腹にいた子は、今年22歳になります。お腹の子に伝わるかもしれないからと、あまり感情が高ぶらないようにテレビを見ていたのを思い出します。自分の力ではどうにもならないこともありますが、身近なことで、動けば変わるかもしれないことは、動かしていきたいと思うことが多くなりました。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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「小さな不満」に向かう企業
顧客に見えることが、企業が見えないことがあります。
自分も顧客として体験したことがありますが、例えば、忙しすぎるお店に行った時、ぞんざいに扱われてしまったりする。忙しい時間だからしょうがない、と納得はするものの、少し嫌な気がします。また、例えば通販で購入した商品に小さな傷がついていることに気づく。性能上は問題がないから、「まあいいか」と使うことにする。日常生活の中で、些細な「嫌なこと」に出会うことが時々あります。
きっと、どの企業でも、企業が気付かないうちにお客様に「嫌なこと」をしてしまっていることがあるはず。
でも、こうした見えない不満を活かすこともできる。そんな企業のひとつがユニクロ。昔の話になりますが、創業間もないユニクロが、新聞一面に「ユニクロの悪口を言って100万円」という広告を出したところ約1万通の応募があり、実際に100万円を支払ったという有名な話があります。より良い商品をつくるために、あえてお客様の不満を集めたことで、何を改善すれば良いかがわかり、これが同社の躍進の転機になりました。小さな不満を解消することで多くのヒット商品が生まれていったそうです。
また、食品会社のミツカンも顧客の声に真摯に向き合う企業のひとつ。ヒット商品である、「金のつぶ」(納豆)は、容器がパキッと割れてタレが出てくる商品ですが、あれも「たれが開けにくい・手が汚れてしまう」という顧客の不満をきっかけに、長年研究して開発された画期的な容器です。もっとお客様に喜んでほしいという同社の姿勢が生んだヒット商品。「開けにくい」という小さな声を無視しなかった企業の姿勢に感動を覚えます。
クレームは宝物と言われていますが、発生したクレームへの対応はもちろん、いかに企業が知らないうちに提供してしまっている「小さな不満」にも向き合っていくか。もっと喜んでほしい、もっと役立ちたいという姿勢がそうした行動を生みます。今、問われているのは企業の姿勢なのかもしれません。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメのセミナー ~10月・11月開催のセミナー~
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【10月・11月開催のセミナーの内容】
顧客満足、社員満足が高い組織づくり。
ブロックスは弊社の映像教材を活用した社内研修や勉強会をお勧めしています。
「顧客がファンになり、社員がいきいきと働く会社」の事例映像を上映。講師不要、誰でも簡単に実施でき、気づきや学びが深まる「社員教育プログラム」をご体験できます。
10月度、11月度は、リーダー向けの研修づくりがテーマです。
(1)10月開催 ブロックス映像活用体験セミナー
●開催日: 2023年10月12日(木) 13:30~15:30(オンライン)
●テーマ: 理念が浸透する優秀チームの事例に学ぶ「経営理念を実践するチームづくり」
~現場リーダーが実践する経営理念に共感する社員の育て方~
●セミナーの詳細: https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20231012_01
(2)11月開催 ブロックス映像活用体験セミナー
●開催日: 2023年11月15日(水) 13:30~15:30(オンライン)
●テーマ:「部下の成長を支えるリーダー」
~メンバーのやる気を引き出し、成長させるリーダーの関わり方~
●セミナーの詳細: https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20231115_01
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編集長のひとりごと
「次男の高校の文化祭に行ってきました。ザ・青春ですね。」