2021/02/24号
「柔らかい脳」の大切さ
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2021/2/22
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全豪オープンで2年ぶりに優勝した大坂なおみ選手。試合後のコメントが印象的でした。
「チームは家族。私は自分のことだけは考えられない。チームのことを考えるとモチベーションがあがる。」というようなことを答えていました。それだけ信頼関係が深まっていたからこそ、勝ち得た優勝だったのでしょう。心から祝福の拍手を送りたいと思います。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム 「いい会社、いい仕事」
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■「柔らかい脳」の大切さ
変化が激しくなる時代には、過去の常識が通用しなくなる。だから頭を柔らかくして変化に対応しなければいけない・・・
最近、よく言われることですが、そもそも、頭が固い、柔らかいとはどんなことなのでしょうか。
頭が固いとは、これまで自分が身に付けてきた知識や常識に囚われるあまり、「先入観」が出てしまい、「そんなことは無理だ」「〇〇とはこういうものである」と思考に制約や限界を設けてしまうことです。例えば、このコロナ禍で「オンライン会議」が定着しましたが、「会議はみんなが顔を合わせてこそ価値がある」という先入観にとらわれている人は、導入に抵抗があったに違いありません。試したとしても「やっぱり直接合わなきゃ駄目だ」と新しい可能性を深めようとしない。「上司は頭が固い」と思った若者も多かったようです。
しかし、私は、この「頑固さ」も悪いことではないと思います。「頭が固ければうまくいかない」「古い考え方が悪い」というのも、先入観のひとつではないかと思うからです。
ただ、変化が激しくなる時代には、柔らかい脳の方がうまくいく可能性が高い。では、固い頭を柔らかくするには、どうすればいいでしょうか?頭が固くなっているということは、思考に制約や制限をかけてしまうことですから、そもそも「自分は頭が固くなっているかもしれない」と考えるところから意識しないといけないのでしょう。私も年を重ねていますので注意しないといけません(笑)。
しかし、若い人と話している時に「意外と頭が固いな」と感じることがあります。「正解はひとつ」だと思い過ぎている人です。「正解は何だろう?」と考えるのはいいのですが、その答えを「先生」に聞こうとする。インターネットで検索すれば「答え」が出てくるのでそれ以上は考えない。他にも正解があるのではないか?もっと別の道があるのではないか?正解のない時代には、ブレーンストーミンなどで頭を使っていく時のように、いくつもの正解を考えていく発想も大切だと思います。
私が尊敬する人で「この方は本当に頭の柔らかいな」と思う方がいます。柔軟に考えられますから発想が斬新です。壁があっても、それをどう乗り越えようかと思考を巡らせているのでどこか面白そうな感じもします。柔らかい脳でいることは、今の時代を生き抜くこと以上に、いい人生を送るためにも大切なことかもしれませんね。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)お客様の事例紹介 「経営理念の理解が深まった研修会」
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今日は、弊社のお客様の研修事例をご紹介します。
A社様では、以前から経営理念の浸透に悩みを抱えておられました。個々が自分の仕事をこなすだけ。何のために働くのかという原点を考えることもなく、意欲が低下している上に、このコロナ禍で人と人とのコミュニケーションが減り、一体感の醸成が難しくなりました。そこで、職種を超えて全社員が参加し、経営理念を話し合う研修会を企画され、密を避けながら数回に分かれて対話をする場が催されました。
「そもそも経営理念はなぜ大切なのだろう?」という問いかけからスタート。その後に弊社の「志GOTO人シリーズ~コールドストーン~」の事例を視聴。また対話を深め、最後は経営理念を実感したこと、経営理念を伝えることについて語り合われました。
「経営理念」を説明する研修は行われたことがありましたが、こんな風に、答えをみんなで考えてみる機会は初めて。参加された方は、口々に「原点を思い出した」「みんなと語り合えたことが良かった」と仰っていました。また、映像を見せたことによって、理念の浸透の大切さが伝わり、対話が深まったという声もありました。
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(3) 今日が元気になる言葉(いきいきと働くヒント)
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「今日もまだ創業初日」
Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が先日の退任時に従業員に送ったメールの最後の言葉。
「発明を続けてください。最初はクレイジーに見えても絶望しないでください。さまようことを忘れないでください。好奇心を羅針盤にしてください。今日もまだ創業初日(Day 1)です。」
さまようことを忘れずに、好奇心を羅針盤に・・・今日もいい一日を!
編集長のひとりごと
「ついにやってきました。花粉。昨日の夜から鼻ズルズル。マスクに“これは花粉症です”と付けとかないと!」