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2021/08/11号
「楽しい時」のやる気は持続する
BLOCKS MAIL MAGAZINE ..:*○o。+..:*○o。*865



     人と組織の“元気”応援レター

     【メルマガDOIT!】

       2021/8/10



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平素はブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



オリンピックの閉会と共に、高校野球が始まりましたね。

昨年は開催されなかったので、選手たちの思いはより大きなものになっていると思います。お盆もどこも行く予定はないので、TVで観戦したいと思います。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム 「いい会社、いい仕事」
 
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「楽しい時」のやる気は持続する



 オリンピックが終わりました。選手の皆さんの素晴らしいパフォーマンスとスポーツマンシップにたくさんの感動と勇気をいただきました。選手、スタッフ、大会関係者の皆さん、大変な状況の中で素晴らしい大会を開催していただき本当にありがとうございました。



 今回、いろんな競技をテレビで応援していましたが、中でもいちばん私の心に残ったのがスケートボードです。テレビでも話題になりましたが、15歳の岡本碧優(みすぐ)選手が転倒した後、各国の選手が次々に集まって、抱擁したり、肩車をしたり、失敗して泣き崩れていた岡本選手が笑顔になるシーンに私も胸が熱くなりました。スケートボードには元々こういう励まし合い、助け合う精神があったそうですが、何かこれまでの「戦い」という概念が強かったオリンピックに、「高め合い」という清々しい風が吹いたような気がしました。



 私たち仕事の世界では、「競争」「戦略」「倒す」「生産性」など戦争で使われるような言葉が当たり前に使われていますが、そのような殺伐とした空気の中で、本来は助け合って幸せになろうと目指していた人間が、逆に苦しみや憎しみが増え、求めていた「幸せ」からどんどん遠ざかっているような感じがしています。

 もちろん「スケートボード」とビジネスは全く違うものですが、彼らが示してくれた「高め合う」という世界観は私たちももっと学んでいくべきことではないでしょうか。


 
 スケートボードの原点にあるのは「楽しむ心」だと思います。金メダルを獲った19歳の四十住(よそずみ)さくらさんも、銀メダルの12歳の開心那(ひらき・ここな)さんも心からスケボーを楽しんでいます。彼女たちには、専門のコーチがいないということにも驚きました。YouTubeやインスタに乗っている技を研究したり、仲間に技を教えてもらったり、自分で学び、成長していったとか。しかし、オリンピックに出るには厳しい練習なくして、技は身につきません。彼女たちは、自分自身で何度も何度も練習をして難しい技を身に付けていったそうです。

どうして厳しい練習に耐えられたのか?その原動力が「楽しい」という心だったと思います。傍目には厳しい練習をストイックにこなすように見えても、本人たちの心は「楽しいからやっている」だけ。傍にいる人は、彼女たちが夢中になっている時は近寄りがたかったと言います。



 「やりたくないことでも我慢して頑張る」ということも大事なことかもしれません。しかし、こうした頑張りはあまり持続しません。メンタルもおかしくなります。しかし、「楽しい」時は勝手に頑張りますし、何時間だってやってしまいます。こうした心理を「フロー状態」というそうですが、仕事もフローでやれれば最高ですね。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)おススメのDVD教材 DOIT!シリーズ「バグジー」(美容室・福岡県)

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「楽しく働く」といえば、この会社の社員の人たちほど仕事を楽しんでいる人はいないでしょう。

福岡にある美容室バグジーはお客様に喜んでもらうという気持ちで働くスタッフが、自分らしく、そしていきいきと働く会社として有名です。

しかし、最初からそんな会社ではありませんでした。オーナーの久保さんは腕の立つカリスマ美容師。儲けることばかりを考える経営者でした。働く人は楽しくありません。ある時、社員の大半が一斉に辞めてしまうという危機がありました。「こんなに世話してやったのに」と辞めていく社員に指を向けていた久保さんは、悩みながら、「自分が悪かった」と自分に指を向けるようになりました。

そこから会社が劇的に変わっていきました。社員を大切にしよう、働く人に権限を与えていこう、「感謝」があふれる会社にしていこうとコツコツと努力を重ねてきた結果、オーナーに指示されなくても、社員たちが自ら考え、お客様に喜びや感動を提供する組織に育ち、逆に業績が上がっていったのです。

お客様の喜び、自分の成長が働く人のやりがいになり、それがエネルギーとなって業績が向上する。管理型の経営の逆を行くバグジーの経営は、多くの企業が目標としています。



DOIT!シリーズでは3回にわたって、その経営を紹介しています。



◎Vol.73 「愛と感動が溢れる美容室」

ー業績至上主義から社員を大切にする経営へ。バグジーの経営の変化と、お客様に愛を届け、社員が家族のように助け合う経営全体を紹介した作品

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=80



◎Vol.88 「It’s a hospitality world」
 
ーバグジーの店舗に密着し、トップダウンでなく、社員たちが協力しながら、お客様を感動していただこうとお店で協力して働く様子を取材した作品

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=96



◎Vol.93・94 「愛の中で育まれる心BAGZY新人成長物語」(前編・後編)

ーバグジーに入社した新人の成長(育成の様子)を入社式、初期教育、店舗での成長ぶりを半年間密着取材した2巻組

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=101



編集長のひとりごと

「オリンピックのメダリストたちの軌跡を紹介したTVを見ました。やっぱり人一倍の努力があってこそのメダル。感動しました。」