2022/08/23号
お客様は弱者である
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人と組織の“元気”応援レター
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2022/8/22
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平素は、ブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
お盆休みに、倉敷の実家に帰省してきました。田んぼに囲まれた家の前に立つと、昔の様子が思い出されます。同じぐらいに成長した我が子を見ていると、とても微笑ましく、穏やかな気持ちになります。この春に大病で入院していたという父の事後報告を聞き、やっぱり少しでも会いに行く時間をつくろう、と思いました。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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お客様は弱者である
「お客様は神様です」という言葉は、歌手の三波春夫さんの言葉です。
ご存じの方も多いと思いますが、これは「お客様を神様なのだから何でも言うことを聞かなければならない」という意味ではなく、三波春夫さんは、自分の歌手としての姿勢として、「歌うときは、あたかも神前で祈るときのように、澄み切った心でなければ完璧な芸を見せられない」という趣旨が本来の意味です。
しかし、これが誤解されて使われるようになり、自分はお客様だ、店員より上の立場だ、神様だと偉そうな態度をとるお客様が出てきてしまうことも生まれています。本来、お客様とお店は対等な立場であってどちらが上、どちらが下というものではずなのに。
ではお客様をどうとらえるか。以前、「お客様は弱者である」という考え方に出会いました。これは顧客満足度で有名な神奈川県のホンダカーズ中央神奈川の創業者、相澤賢二さんがお客様に対する姿勢として大切にされていた考え方ですが、相澤さんは、「お客様は確かに理不尽な要求をされることもある。しかし、それは不安の裏返しでもある。誰でも高い買い物をする時には不安になるし、心配もする。だから、神様の言うことだから我慢をするのではなく、弱者なのだから、お客様を助けてあげようと思って接していこう」と社員に伝えておられました。
確かにお客様というのは素人で、知らないことばかり。ネットで知識を得たとしても、プロには太刀打ちできません。特に高いものを買う時に不安にならない人はいないはず。そんな時にお客様の不安な気持ちを理解してくれる人がいると安心します。お客様の気持ちに寄り添って、親身に対応するホンダカーズ中央神奈川の人たちのそんな姿勢にたくさんのファンが生まれているそうです。
お客様は弱者である。
皆さんにとってお客様はどんな存在ですか。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメのDVD教材 「仕事を極める」(明治安田生命 田中みきさん)
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お客様に喜ばれる質の仕事で高い成果をあげる人やチームの事例を紹介する教材「志GOTO人シリーズ」。そのシリーズの中で、明治安田生命のコールセンターで働く田中みきさんは、その優れたお客様対応力が社内でも評価されている女性です。様々な問い合わせやクレームの電話が舞い込むコールセンターの業務の中で、常にお客様の気持ちに寄り添い、どうすればお客様に喜ばれるか、安心していただけるかと自分自身で創意工夫して仕事をしておられます。映像では実際のお客様対応や自分自身を高めていく仕事への姿勢を取材しています。
(ご活用場面)
お客様対応の研修、新人のマインド研修、接客研修、電話対応向上研修など
(詳細・サンプル動画)
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=197
編集長のひとりごと
「実家に帰省した時に3年ぶりに海にも行きました。のんびりできてリフレッシュしました。」