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メルマガバックナンバー

2024/09/03号
上司のあり方
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     人と組織の“元気”応援レター

      【メルマガDOIT!】

        2024/9/2



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



あっという間に9月ですね。今年も残り4ヶ月。暑い夏を過ごしていると、このまま寒くなるのか?と疑問になるのですが、着実に季節は変わってきますね。空の色、空気、草木。我が家に、ずっと放置している朝顔があるのですが、いつもこの時期に花を咲かせてくれます。7.8月は暑すぎて待っていたのかも。このまま涼しくなるのかなあと期待していましたが、また暑さが戻るそうですね。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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上司のあり方



 仕事の中で、上司が部下に対して「こうすれば上手くいく」と指導したくなる時があります。

 悩んでいる部下に対して、何とか助けてあげたい。自分の過去の体験を通して教えてあげたいと思うのは当然の想いで、部下に関心があるからこそ、教えたくなります。「こういう時は、こうすれば上手くいく」。自分自身もそうやって指導をされ、指導をしてきました。



 しかし、よく考えてみれば、上司のそういう姿勢は、すべて「過去」が起点。「かつて」上手くいったことが未来も上手くいくとは限らないのに、つい過去の延長線上に成功があると思ってしまいます。今は違うとわかっていても、昔はこうして上手くいったから、こうしなさいと、つい過去の経験で指導をしてしまいます。



 しかし、冷静に考えれば、上司が指導することは「かつて」「自分がやって」上手くいった過去のことであって、「今」「部下がやって」うまくいくとは限りません。時代も違えば、やる人も違う。得意、不得意も違えば、考え方も、体験もすべて異なります。「過去もこうしてきたから、こうすれば良い」という指導は、相当、無理があり、逆に、部下から「上から目線」などと思われるなど、マイナスになっていることも多いような気がします。



 今の前提は「その人にとってのベストな方法は誰もわからない」ということ。だから誰も指導はできないと思った方がいいのかもしれません。解決策は部下自身が、自分で試し、自分でやってみて、自分で考えていくしかない。過去のやり方も通用しない、上司もわからないのであれば、やってみるしかありません。そうすると、上司の役割はそんな部下に勇気を与え、支援する係。むやみに指導したり、過去の成功を教えるのではなく、大切になるのは、その人の抱える課題を一緒に考え、一緒に解決策を探したり、作りあげようというスタンスでいることなのかもしれません。

 上司が大事にしているのが過去か、未来か。上司の見ているものが問われています。


(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)事例に学ぶ、部下がいきいきと働く組織づくり

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■ネッツトヨタ南国(DOIT!)

トヨタ系販売会社の中で、従業員満足度、顧客満足度は常にトップクラスを続けるネッツトヨタ南国の人財育成の基本は、上司が「教えない」こと。困ったことがあっても、まずは、自分で考え抜く。そこにやりがいや成長があると、部下の成長を温かく見守っていく文化があります。そんなネッツトヨタ南国の組織づくりや人財育成をドキュメンタリーで取材しています。

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=91



■未来工業(DOIT!)

電気設備資材の総合メーカー「未来工業」。大手企業との競争も激しいこの業界にあって創業以来赤字なしという、元気な企業のひとつ。昔から、社員の自律性を何よりも大切し、指示命令や管理がほとんどない。「常に考える」という理念の柱のもとで、個々がいきいきと働く組織、人財育成を取材しています。

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=94



■コールド・ストーン(志GOTO人シリーズ)

アイスクリームショップ「コールド・ストーン」は、いきいきと働くアルバイトスタッフが育つことで有名な企業。上司の指示ではなく、お客様をどう喜ばせるかは自分達で考える。そんな意識がアルバイトにも伝わり、お店は常に活気にあふれています。若いスタッフがいきいき働き出す上司の姿勢、関わり方。ドキュメンタリーで紹介しています。
https://www.doit-fun.jp/shopping/products/detail.php?product_id=192



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編集長のひとりごと

「久しぶりにゆっくりした週末でした。気になっていたことを少しづつ整理できて安心してます。」