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2023/10/24号
仕事の意義と経営理念
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     人と組織の“元気”応援レター

     【メルマガDOIT!】

       2023/10/23



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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。



あるコミュニティの中で、ルールについての取り決めをしよう、という動きがありました。ルールそのものが曖昧になってきたり、時代に合ってないことも出てきているので、見直そうというもの。そのルールは何のためにあるのか、誰のために作るのか、今どんな問題が起こっているのか、ということをハッキリしないと、ルールを守る守らないの世界になりますよ、と提言しました。話し合いは続きます。個人的にはルール作らなくても、チーム内で理解がすすみ、いい場になればいいなと思っています。



(メルマガ編集長 與田麻由子)

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(1)コラム「いい会社、いい仕事」

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仕事の意義と経営理念



 給料よりも生きがいのある仕事をしたい。

 最近、20代~30代のあいだで、こんな風に「意義ある仕事」を選ぶ人が増えているそうです。人生の3分の1を過ごす仕事を、意義を感じないまま過ごすより、自分にとって幸せな働き方を選びたい。昭和の時代は、例え意義を感じなくても、仕事は我慢してやるものだと言われたことを一生懸命にやってきましたが、令和の時代はそれでは頑張れない。自分の仕事が社会の役にたっていると感じられたり、仕事を通して自分の成長が実感できたり、仕事をやることに意義を感じられないことはやりたくない。例え給料が低くなるかもしれないが社会に役立つ仕事をする。こうした価値観の人の割合は、今後もどんどん増えていくと言われています。今後、益々採用が難しくなってくる時代の中で、若い人を採用するためにも「仕事の意義」は大きなテーマになっていくのかもしれません。



 自分の仕事に意義を感じる。

 意義を感じない時は、仕事はやらされる仕事になりますが、「自分のやっていることは、社会の役に立っている良い仕事だ」と感じられるときは、人は進んで行動します。目的を達成しようと思うと「もっとこうしよう」と創造的なアイディアも出る。意義を感じていると辞める人が少なり、採用も困らない。働く人が仕事の目的に共感しているということは組織にとっても良いはずです。

 しかし、いくらそれが大事だとわかっていても、企業の現場が実際にそうなっていないことがある。職場の先輩は誰も「仕事の意義」を語らない。問われるのは数字だけ。ただ仕事をこなし、ただ毎日を過ごす。意義を感じなくても日常は過ぎていく。「仕事とはそんなものだ」と言われても、意義を求める若い人にとって、ずっと、そんな職場で働いていていると不安になってしまいます。



 仕事の意義。その根本にあるのが経営理念です。

 職場の誰も意義を語らないというのは、文章として経営理念があったとしても、その経営理念が職場の中に生きていないということになります。当たり前になってしまっているその現状がいちばんの問題なのかもしれません。

 経営理念は誰のためにあるのか。何のためにあるのか。

 もちろん、顧客や社会に対して自社の姿勢や方向性を示すという意味もあると思いますが、今、いちばん必要としているのは働く人。自分の仕事の意義を感じたい、やりがいを感じながら働きたい。働く人のためにも、経営理念が大事になってきているように思います。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



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(2)おススメのDVD ~DOIT!シリーズ「王宮 道頓堀ホテル」~

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「いい会社」の経営を紹介するドキュメンタリー「DOIT!」

99号 「使命感が会社を変える!」

~事例:(株)王宮 道頓堀ホテル~



大阪の道頓堀ホテルは、いきいきと働く社員の人たちによる、心のこもった「おもてなし」に感動されたお客様がリピーターとなって増えているホテルです。
しかし、10年前まではどこにでもある小さなビジネスホテルでした。そのころ、近隣に大手ホテルが進出したり、ネット予約が一般的になる中で価格競争が激化、小さなホテルは赤字に陥ります。その時3代目として戻ってきた経営者が改革をスタートさせます。日本人のお客様を辞め、外国人旅行客を向けのホテルへと戦略を変えて再スタート。しかし、その改革を阻んだのが、これまでの「古い社風」でした。トップダウンで指示待ちの体質、部門間の壁、毎日のように社員が辞めていくという悪い社風が組織に蔓延。「この社風を変えなければどんなに良い戦略も実行できない」。そこから経営理念を見直し、社員の自主性を高める組織づくりをスタートさせます。「戦略と社風の両輪」を回していくことで、社員の中に使命感が生まれるようになりました。DOIT!99号では、その道頓堀ホテルの経営を取材しています。



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編集長のひとりごと

「私用で和歌山県御坊市に行ってきました。海も山もあって、いいところでした!」