2021/04/08号
商売への姿勢が問われる時代
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　　　　　　人と組織の“元気”応援レター

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　　　　　　　　　2021/4/5



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平素はブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



2年前に白血病に侵された水泳の池江璃花子選手。昨日、見事に東京五輪への切符を手にされました。「努力は必ず報われる」という涙のコメントに日本中が感動したのではないでしょうか。何事にも本気で取り組む彼女の活躍にエールを送りたいと思います。



（メルマガ編集長　與田麻由子）



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（１） 「レクサス」に学ぶ “進化するおもてなし”
　
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レクサスはご存じの通り、日本が誇る高級車です。

当時、BMWやベンツが人気だったアメリカで、日本の高級車を販売するために、高い品質とホスピタリティあふれるアフターフォローを武器にトヨタが立ち上げたのがレクサスというブランドです。

その狙いの通り、レクサスは大評判になり、高級車市場で成功を収め、2005年、満を持して日本での展開が始まりました。当時、国内の高級車市場は輸入車が独占していましたが、ここに日本初の高級車ブランドが立ち上がったのです。



アメリカで成功したように、日本の市場でも成功をさせたい。名古屋の「レクサス星が丘」もそんな熱い思いでスタートしました。

まず、打ち立てたのが「自社のありたい姿（目標）」です。レクサス星が丘が掲げたのは、自動車ディーラーの中でだけでなく、「すべてのサービス業でのナンバーワンのお店」になること。

その目標に向かって、スタッフ全員がおもてなしを磨き、精神を磨き、一人ひとりのお客様に向かっていきました。そんな努力が少しずつ開花し、今では、レクサス店の中でもトップクラスの販売台数を誇り、今もなお、お客様が増えるお店となりました。



今回、ブロックスでは、「志GOTO人シリーズ」の最新作として、この「レクサス星が丘」を密着取材し、おもてなし、チームワーク、人財育成の現場を取材した映像教材を発売しました。

映し出されているのは、「出来あがった姿」ではなく、今なお、CS（顧客満足）を高め続ける「進行形の姿」です。お店の淘汰、お客様の奪い合いが加速するこの時代に、私たちは何をすればいいか。

CSの参考例として、あるいは研修教材に、レクサス星が丘の「進化し続けるおもてなし」をぜひお役立てください。

★詳しくはこちらへ　※レクサス星が丘の「サンプル映像」を追加しました。



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（２）コラム　「いい会社、いい仕事」　

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■商売への姿勢が問われる時代



　先日、ある美容室のオーナーのお話を伺う機会がありました。その方は、自分の使命は「お客様の元気を創る」ことだと明言されています。美容室ですからお客様を綺麗にすることは当たり前のことなのですが、その方は、お客様がこのお店に来られて「ああ元気になった」と感じてもらえるような存在を目指しています。そんな思いになったのは、何人ものお客様から「あなたにやってもらうと元気になる」と言ってもらったことがキッカケで、自分の役割とは何かと深く考えた時に、自分の使命に出会えたのです。そんな風にお店を続けてこられて十数年。オーナーの姿勢に共感し、長く通うお客様が少しずつ増えているそうです。



　そんなお話を聞いて、私はお店の「姿勢」について考えてみました。こんな時代に益々重要な気がしたからです。そもそも「姿勢」というものは、オーナーの信念であり、どこにもない独自のもの。他店が真似しようにもできないので、差別化になります。また、「お店の姿勢」に共感したお客様は、きっとそのお店を長く利用されるに違いありません。そう簡単に同じ姿勢のお店に出会うことはありませんし、自分の価値観に合うお店をわざわざ変える訳がありません。もちろんこのオーナーの姿勢がぶれてしまえば、来ないでしょう。しかし、姿勢は人生の哲学に近いものですから、そう簡単に変わらないはず。ただ、お店の姿勢は何度か利用してみないと伝わらないので宣伝が難しい。しかし、今はSNSの時代ですから、お客様が本当にお店の姿勢に感動されたら、口コミで発信してくれるでしょう。お店の姿勢への共感者が増えることは、いいことづくめです。



　しかし、いくら姿勢が大事だといっても、その姿勢に共感が生まれなければ、意味がありません。お客様が共感する姿勢とはどんな姿勢なのでしょうか。例えば、「儲けることが大事」という姿勢の人に共感する人は少ないかもしれません。先ほどのお店では「お客様の元気を創る」ということがお店の姿勢でした。やはり、社会にとって自分たちがどんな存在でありたいかということが明確であり、しかも、そこに魂がこもっていなければ、他人の共感など生まれないはずです。

今回は、小さなお店のことから「姿勢」と商売の関係について考えましたが、もしかすると、営業マンであっても、販売員であっても、クリエイターであっても、漫才師であっても、成功する人は姿勢が違います。

　どんな姿勢で働くか？問われているのは「やり方」でなく「あり方」です。



（株式会社ブロックス　代表　西川敬一）



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（３） 4月のブロックスのセミナー開催情報
　
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この4月も様々なセミナーを開催します。どのセミナーも、大人気のセミナーです。初めての皆さまも、ぜひお気軽にご参加いただければ幸いです。



◎４月6日（火）「社員がいきいき働く組織づくりセミナー」　～ネッツトヨタ南国の事例～　※明日開催！

※CS・ESが高い「いい会社」を題材に、これからの経営を学ぶセミナーです。どなたでも参加できます。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210406_01



◎４月15日（木）「未来×幸せ経営フォーラム」　第2回　（経営者・管理職向け）
　
※DOIT!シリーズで紹介した「王宮　道頓堀ホテル」と「徳武産業」の経営者をゲストにお招きします。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210310_0622v


◎4月16日（金）「若手社員の主体性を高める研修の作り方セミナー」　～主体性を育てる～

※指示待ち人間を自律型人財へ。「若手社員のマインドを高める研修」を実際にご体験ください。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210416_01



◎４月21・22日（水・木）「未来を創るリーダーシップセミナー（2日間セミナー）」　
　
※リーダーやリーダーをめざす人のための、リーダーシップを徹底的に学ぶオンライン研修会です。

https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20210421_22



皆様のご参加お待ちしております！





編集長のひとりごと

「新学年が始まりましたね。今週は、中学高校の入学式です。桜はほぼ散ってしまったなあー。」