2023/08/22号
失敗を活かす
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2023/8/21
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
少し長めの夏休みをもらって、実家の両親と兄妹家族の13人で旅行に行ってきました。身体に負担がかからないような行程で、両親のリクエストも組み込みながら、のんびりした旅行となりました。両親はとても喜んでくれたし、ずっと旅行に行けてなかった子どもたちも楽しんでいました。またいつか、また今度、ではなく、今行こう、すぐにやろう、と思った時間となりました。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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失敗を活かす
仕事をしていると、成功することもありますが、時には失敗することもあります。失敗してしまうと、本当に悔しく情けない気持ちになり、落ち込みます。立ち直るまでには時間がかかることもあります。失敗をして人は成長すると言われても、誰も好んで失敗はしたくはありません。
ただ、失敗は成功とつながっているのも事実です。仕事柄、いろんな経営者のお話を伺うことがありますが、優秀な経営者と言われる方も、過去には数多くの失敗をされておられます。経営の失敗が考え方を変える転機になり、経営方針を180度変えられた方もいます。お客様に喜ばれるものを作りたいと、何度も何度も失敗を重ねながら、世の中にない新しい商品を作りだされた経営者もいます。失敗が多い方が成功するというのは言い過ぎかもしれませんが、成功している方のお話には、失敗体験がたくさん出てきます。
失敗を次に活かせる人、活かせない人がいるそうです。ハーバード大学のフランチェスカ・ジーノ教授は、失敗のとらえ方とその後の成功の関連を調べるために、被験者に2つの難しい課題を与え、取り組ませる実験をしました。その結果、「最初の課題で失敗したのは自分の責任である」と受け止めた人は、次の課題で成功する確率が3倍だったとか。失敗の数は同じでも、その失敗を「自分の失敗だ」と自責で捉えられるかどうかが、次の成功に大きな影響を及ぼすということがわかったそうです。
失敗の数が多いというのは、それだけチャレンジをしているからとも言えます。成功経営者はチャレンジの数も多いから、失敗も多くなる。失敗が少ないというのは、一見良いように見えますが、逆に挑戦が少ないとも言える。ミスを怒られたり、追求されるような環境では、確かに失敗の数も少なくなりますが、逆に挑戦の数も少なくなる可能性もあります。「失敗したけども新しいことに挑戦したことは素晴らしい」という文化があれば、挑戦は多くなっていくのだろうと思います。
「こうすれば上手くいく」という過去の正解が通用しなくなっていくときに、新しい挑戦は不可欠です。ただ失敗も多くなる。失敗を活かし、学ぶ人や組織がますます大事になっていくように思います。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメのセミナー ~今週開催のセミナー~
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【今週開催のセミナーの内容】
「ブロックス映像活用体験セミナー」(オンライン開催)
●開催日:
2023年8月25日(木) 13:30~15:30
●テーマ:
「いきいき働く人材の育て方」 ~ニチレイフーズの事例に学ぶ「仕事を楽しむ力」~
●上映動画:
志GOTO人シリーズ最新刊(2023年6月発売)
●内容:
若い世代のモチベーション低下は、人材不足の時代に大きな課題です。しかし、同じ仕事、同じ状況の中でも、いきいきと働く社員もいます。「仕事の楽しさ」はどこから生まれるのでしょうか。
今回の映像活用体験セミナーでは、志GOTO人シリーズの最新刊(ニチレイフーズの工場で、いきいきと働く社員の事例)を上映し、楽しく働くマインドの育て方、伸ばし方を考えていきます。
●参加費:
一人様/1000円(税別)※DVD購入者は無料
【セミナーの詳細、お申込みはこちらへ↓】
https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20230825_01
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編集長のひとりごと
「実家の母は料理が上手で、何を食べても美味しいのです。そして帰省の度に食べ過ぎて太る私・・・。」