2023/11/14号
心が突き動かされるもの
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人と組織の“元気”応援レター
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2023/11/13
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いつもブロックスメルマガをご愛読いただきありがとうございます。
先日、大谷翔平選手が、日本全国の各小学校へ3つのジュニア用野球グローブを「野球をしようぜ!」というメッセージと共に、寄贈するというニュースを聞いた人は多いと思います。キャッチボールは2人でするのに、なぜ3つなのか。一つは左利き用だという大谷選手の気遣いに感動しました。左利きの我が家の三男も、気持ちが嬉しい、と喜んでいましたよ。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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(1)コラム「いい会社、いい仕事」
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心が突き動かされるもの
先日、ある塾の講師の方のお話を聞く機会がありました。勉強嫌いの生徒のやる気をいかに高めるかということを一生懸命取り組まれてきた方で、その塾から何人も難関校への合格者が出ています。
どうすれば生徒のやる気を高められるのか。その方が取り組まれたのは、受験する「目的」をとことん聞くことでした。〇〇に合格するというのは目標ですが、目的があいまいな生徒はやはり最後まで頑張ることができない。なぜ合格したいのか?何のために勉強したいのか?勉強を始める前に、その人に向き合い、その理由をしっかり聴くそうです。自分が勉強する目的、その学校を受験する目的。そこがはっきりすると、生徒の目の色が変わり進んで勉強するようになる。こんな話を伺いました。
ビジネスの世界でも同じかもしれません。いくら数値目標や行動目標を明確にして取り組んでみても、その目標の奥にある「何のためにやるのか」という自分が進む理由、目的がなければ、最後は力がでない。あの山に登ろうと言われても、そこに「どうしても登りたい」という強い思いがなければ途中で諦めてしまいます。
そこに行きたいと思うかどうか。自分の心を動かされる目的があるかどうかは、社会人にとっても大切なことだと思います。
ただ、社会人の場合、どの組織でも組織の目的は明確になっています。我々は何のために働くのかは「企業使命」として理念に謳われています。それなのに、その目的が社員にとっての「登りたい山」になっていない場合もある。最近、行動指針を示し社員に徹底させようしているのに、なかなか現場で実行されないという悩みを伺ったことがありますが、これも目標の奥にある目的が語られていないからかもしれません。「どこをめざすか」「何をやるか」は明確になっていても「なぜやるか」がわからない。働く人が目的に心が突き動かされていないと、いくら行動を強制しても形だけになってしまいます。
組織の目的が自分も登りたい山であれれば自分から登ろうとする。そう考えると、企業の理念はやはり、働く人の心を突き動かすものであり、人がそこに行きたいと思う崇高なものでなければならないでしょうし、その理想と経営者の行動が一致していなければ、誰の心も動くはずがありません。
自分の心を突き動かす目的があれば努力は継続する。やる気の源泉はやはり「目的」だと思います。
(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)
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(2)おススメのセミナー ~今週開催~
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「映像活用体験セミナー」
今週11月15日(水)に開催するオンラインセミナーのご案内です。
ブロックスの映像教材の内容や活用法が体験できるセミナーです。
今回のテーマは「部下の育成」。事例を通して部下育成のあり方を学びます。
●開催日: 2023年11月15日(水) 13:30~15:30(オンライン)
●テーマ: 「部下の成長を支えるリーダー」
~メンバーのやる気を引き出し、成長させるリーダーの関わり方~
●内容: 部下の育成、モチベーションを高める優秀なリーダーの具体的事例を題材に
メンバーの意欲を高めるリーダーの関わり方、姿勢、人づくりを考えていきます。
●対象:・部門のリーダー、店長、チームリーダー、新任リーダー
・リーダー向けの研修を検討されている教育担当者
●セミナーの詳細: https://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20231115_01
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編集長のひとりごと
「先日、京都清水寺に行ってきました。紅葉はまだ少し早いかな、という感じでしたよ。」