2020/01/15号
逸脱する勇気
BLOCKS MAIL MAGAZINE ..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。*784
人と組織の“元気”応援レター
【メルマガDOIT!】
2020/1/14
○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。
いつも「メルマガDOIT!」をご愛読いただき、ありがとうございます。
先日、機会があって、劇団四季の「ノートルダムの鐘」の舞台を観に行ってきました。
劇団四季の舞台を観に行くのは初めてだったのですが、とても感動しました。
二階席だったのですが、出演者の動きやセリフや歌声も聞きやすく、また、タイミングや運営など、いろんなところで参考になりました。
あんなにロングラン(7月~1月)なのに、集中がきれることなく上演し、アンコールも何度もしてくれました。皆が観に行く理由がわかりました。
こんなに近く(大阪や京都)で観られるチャンスがあるので、これからは毎作品観に行きたいと思います。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
****************************************
今週のラインナップ(CONTENTS)
(1)コラム 「いい会社、いい仕事」 (西川敬一)
(2)今週の注目セミナー
・1月21日 東京開催 試写交流会
==================================================
(1)コラム 「いい会社、いい仕事」
==================================================
■逸脱する勇気
業務の品質・レベルを一定に保つためには「マニュアル」が必要です。しかし、昔から叫ばれているように、行き過ぎるとそれが弊害になり、人の主体性や創意工夫の精神がなくなったり、臨機応援の柔軟な心が育たなくなってくることがあります。マニュアル通りにしなさい→マニュアルしかやってはいけない→マニュアル通りにやっているからいいのだと解釈されるようになると、想定外のことが少しでもおきると対応できなくなってしまいます。今まではこれでもなんとかなってきたのかもしれませんが、どんどんと世の中が変化し、「期待以上」が求められる時代においてはマニュアル通りではいい仕事ができません。
しかし、子どもの頃から「言われた通りする」ということに慣れてきた人にとっては、マニュアルがなければ怖くてしかたないのかもしれません。最近の若い人たちがすぐに「どうすればいいか」と聞きにくるのも、これまでの教育がそうなっていたからで、今の時代、そう簡単にマニュアルをなくすという訳にはいきません。
では、どうすれば自ら創意工夫をしたり、臨機応変に対応する心になっていくのでしょうか。
和倉温泉の加賀屋さんでは、若い人たちに臨機応変な対応を教えていくときに先輩の役割が重要だと仰っていました。例えば先輩が若い人と働いていて、お客様にプラスアルファのことをしてさしあげるチャンスがあった時には、先輩が「やってみたら?」と後輩の背中を押してあげるのだそうです。一歩踏み出すことで喜んでいただけたことで、最初の怖さが取れ、だんだんと加賀屋流の「期待以上」のおもてなしが身についていくのだそうです。
ディズニーランドさんも、先輩と後輩がよく「どうしてあげたらいいと思う?」と会話をしているそうです。最も大事な価値基準「SCSE」(安全、礼儀正しさ、ショー、効率)にそって、「その場合、どうすればいいか」を常に考えていくのがディズニーの教育。例えばお客様がジュースをこぼされた時に、「どんな姿勢で作業するのがいいか?」と問われ、「座ってしまうと視野が狭くって危ないかも」「立ったまま足で拭くほうがいいよね」と話し合っていくのだそうです。その他、感動を生み出したスタッフの行動をストーリーにして伝えるなど、常に「考える機会」を大切にされています。
今の若い人は「マニュアル世代」だとよく言われますが、本当は逸脱する加減がわかなく、少し怖がっているだけなのかもしれません。しかしこうやって先輩と一緒に体験していくうちに、自分自身が考え行動することの面白さに気づいていくと、ふたが開いたようにやってくれるのでしょう。考えてみれば、ディズニーランドのアルバイトも、加賀屋の若い接客係さんも、スターバックスの店員さんも、同じ「マニュアル世代」。世代の問題ではなく、取り巻く側が「どう育てるか」ということが大事なのでしょうね。
成功している会社から学べることは、やはり「踏み出す勇気」を持たせてあげること。「やってもいいんだ」、「失敗しても怒られないんだ」という安心感と少しの勇気を与えてあげるのが、先輩の役目なのではないでしょうか。そして、「マニュアル」はあくまでも「行動の目安」でしかなく、それに「囚われすぎるな」と言い続けると共に、根底にある「大切な精神」を伝えていくことが教える側に求められていると思います。
□過去のコラムは、ブロックスのホームページ「気まぐれ日記」で読むことができます。↓
http://www.doit-fun.jp/blog/kimagure
□西川敬一のFacebookページはこちら↓
https://www.facebook.com/keiichi.nishikawa.9
□ブロックスの公式Facebookページはこちら↓
https://www.facebook.com/blocksdoit/
==================================================
(2)今週の注目セミナー (ブロックスのおススメセミナー)
==================================================
おすすめセミナー
■1月21日 試写交流会IN東京
今年最初の試写交流会は、「イキイキ働くエンジンとは?」について考えていきます!
志GOTO人シリーズ最新作を見ながら、主体性を発揮し、いきいき働くために大切なこと、そうした人財を育てるためのポイントを、対話と通して学びます。
ぜひ、ご参加お待ちしております!
【開催概要】
日 程:2020年1月21日(火)18:30~ 20:45
テーマ:「いきいき働くエンジンとは?~真のやる気・意欲はどうすれば生まれるのか?~」
活用予定の教材: 志GOTO人第5弾「役立つ喜び 働く幸せ」
会場:ワイム貸会議室 四谷三丁目
東京都新宿区四谷3-12 丸正総本店ビル6F
ファシリテーター:株式会社ブロックス 西川 敬一
参加費:1,000円(税込) ※当日精算
お申込: http://www.doit-fun.jp/blocksseminar/20200121_01
★セミナーへのお申し込み・お問合せは・・・
メール : seminar@blocks-net.co.jp 電話 : 0120-073-396(フリーダイヤル)
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●メルマガ配信停止ご希望の方は
配信停止ご希望の方は、弊社ホームページでメルマガ会員登録の解除をお願いします。
http://www.doit-fun.jp/shopping/mailmaga/remove.php
●メルマガへのご意見・ご要望・ご感想・ご注文
・Eメール : info@doit-fun.jp
●DVDのご注文やセミナーのお申込み
http://www.doit-fun.jp/shopping
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
編集長のひとりごと
「今週末は、子供のセンター試験です。祈ることしかできないけど、なんとなくソワソワします。」
∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵
企画・発行
(株)ブロックス メルマガDOIT!編集部 (與田麻由子)
TEL: 06-4790-7157 FAX: 06-4790-7159
〒540-0033 大阪市中央区石町1-2-9-6F
http://www.doit-fun.jp/
∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵△∵▲∵