TOP > メルマガ購読・解除 > メルマガバックナンバー

メルマガバックナンバー

2022/06/14号
遠回りがいちばんの近道
BLOCKS MAIL MAGAZINE ..:*○o。+..:*○o。*908



     人と組織の“元気”応援レター

     【メルマガDOIT!】

       2022/6/13



○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。



平素は、ブロックスのDVD教材やセミナーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。



先週、次男の高校の体育祭がありました。昨年は保護者は観覧できなかったので、今年は会社を休みして一日楽しんできました。1.2.3年の合同チームで団を盛り上げ、見てるだけで青春を感じました。夜な夜なリレーの練習に付き合った成果が出て良かった!です。



(メルマガ編集長 與田麻由子)



========================================

(1)コラム「いい会社、いい仕事」

========================================



遠回りがいちばんの近道



 先日、ある企業の創業経営者とオンラインでお話をする機会がありました。その企業は私も以前に取材させていただいた会社で、業界の中でもCS・ESがずば抜けて高い会社です。

 いろんなお話を伺う中で、「毎日、ほんの少しの進化することを大事にし、それを何十年もやり続けてきた」「まだまだやるべきことがある」ということをお話いただいたのですが、その言葉がとても印象に残りました。

 例えば顧客満足を高めることを一気に行うのではなく、毎日毎日、社員が話し合い、みんなで少しずつ、昨日よりより良くする。社員に任せる範囲をその人の成長に合わせて広げていく。コミュニケーションの悪さを一気によくするのではなく、一人への挨拶から始めていく。その積み重ねを粘り強く続けていくことが、「大きな変化」を生み出していくと信じて、やり続けてこられました。



 私たちは、つい早く結果が欲しくなり、本や事例から「やり方」を学んできては、取り入れようします。しかし、そう簡単にはうまくいかないし、結果が出ない。結果が出ないと、「このやり方はダメだ」と次の「やり方」を探す。一気に変えようと思うからこそ、「効率的」で「成果が出やすく」、尚且つ「簡単な」やり方を追い求めてしまいます。

 例えば、いい会社の「やり方」を導入すれば、うちもうまくいくと考えてしまいますが、その「いい会社」は、その「やり方」に行きつくまでに、前述したような小さなことを積み重ね、その企業にあった「やり方」にたどり着いているはず。毎日の積み重ねなので、社員の人の納得感もある。

 もし、他社がそのいい会社の「やり方」(形)だけを真似たとしても、社員の人たちの納得感もないし、そこまでの積み重ねがないので、目に見えないノウハウがない。だから、形だけを早急に導入してもうまくいかない。本当に学ぶべきは「やり方」ではなく、そこに至るまでに社員の人たちと話し合い、何度も何度も失敗を乗り越えて、進化させてきた、その企業の「姿勢」(あり方)なのではないでしょうか。



 どうすれば、うまくいくか?どうすれば結果がでるか?と考えれば考えるほど、効率的で結果の出やすい「簡単なやり方」を真似しようとしてしまいますが、ただ、だいたいそうやって歩んだ「近道」は、結果として遠回りになってしまうことも多い。



 同じようなことをイチロー選手が言っていたことを思い出します。

「遠回りがいちばんの近道」

 急に変わることはないけれど、毎日、もっとよくなろう、もっとうまくなろうと、少しずつ努力し続けてきたイチロー選手ならではの言葉だと思います。

 イチロー選手と、最初にご紹介した経営者の共通点は「ここをめざす」という強い目標意識があること。そして、そのためには「近道」を選ばずに、その目標に向かって毎日、自分達で考え、反省し、少しずつ進化させていく「遠回りの道」を歩んでこられたこと。

目的地にたどり着くまでの「近道」と「遠回りの道」。どちらを選ぶかですね。



(株式会社ブロックス 代表 西川敬一)



======================================

(2)社内勉強会に最適、「仕事の原点シリーズ」

======================================



社内勉強会に使えるDVD教材



人材育成の中に、「研修」と「勉強会」と2つの表現がありますが、どんな違いがあるのでしょうか?



「研修」は今の仕事で必要とされる知識や技能を身につけ学ぶこと。社員は、研修で学んだことを自分の仕事の中で活かしていくために、知識や技能を身に付けます。参加が義務づけられている理由はこのあたりにあるのでしょうか。



一方、「勉強会」の方はどちらかと言えば、義務で参加するというより、意欲のある人が任意で参加するというのが基本。今の仕事に直接役立てるというよりも、将来にそなえた布石として学ぶという色あいが強いものと言えます。



いい会社には研修以外にも、こうした「社内勉強会」が多く、様々な学びの機会があります。

例えば、自社の理念をテーマにした理念勉強会、次世代の若手がリーダーとしての考え方を学ぶリーダー勉強会、自分たちの人間力を高めるための勉強会、社長塾という名前の勉強会をされている会社もあります。



ブロックスのDVD教材「仕事の原点シリーズ」は、「社員研修」で活用できる教材ですが、多くの会社の「社内勉強会」でもご活用いただいています。

DVD教材は、顧客満足、チームづくり、リーダーシップ、人づくりなど、「15のテーマ(5巻シリーズ・1巻に3テーマ)」に分かれていますので、勉強会の内容に合わせて使いやすく、様々な学びができます。



・第1巻「おもてなしの心」編 (挨拶やおもてなしを重視する企業の活動を紹介)

・第2巻「お客様満足」編 (顧客満足向上に取り組む企業の活動を紹介)

・第3巻「チームワーク」編 (社員の意欲・ESが高い会社の事例を紹介)

・第4巻「リーダーシップ」編 (社員がいきいき働く企業のリーダーのあり方を紹介)

・第5巻「人づくり」編 (CS・ESが高い企業の人材育成の取り組みを紹介)



●「仕事の原点シリーズ」のお申込み、詳細はこちらから

https://www.doit-fun.jp/shopping/products/list.php?category_id=6#pickup-items





編集長のひとりごと

「ママ友から、ソロキャンプのお誘いがありました。グルキャン(グループキャンプ)楽しんできます!」