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2004/06/10号
DOIT!「ぶどうの樹(グラノ24K)」最新号のご案内

┏━ VIDEO DOIT! E-MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━066号


  繁盛店事例研究マガジン 【メルマガDOIT!」】 ~MERUMAGA DOIT!~


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (2004/6/10号)━━━┛




今月5日に私の同い年のいとこが結婚式を挙げました。やっぱりジュンブ

ライドということで決めたようです。お祝いは何がいいかと希望を聞きます

と、実用的なものが欲しいということで、キッチン道具をドカッと贈ってあげ

ました。すごく喜んでもらえて嬉しかったです。お互いに唯一のいとこなの

で、やっぱり感動的出来事でした。彼らと同じように、6月はそんな幸せい

っぱいのカップルたちが日本中で誕生していることでしょう。

そんなハッピーな季節にぴったりのDOIT!最新号が本日発売しました。

どうぴったりなのかは、このあとのご案内でお解り頂けることと思います。

今月のDOIT!メルマガは皆さんに幸せをお届け致します。(編集部T.K)


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◇今号のメニュー

 ・DOIT!最新79号のご案内

 

 ・鮮烈語録! 最新号「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」

          代表取締役 小役丸秀一さんインタビュー(DOIT!79号より)

 

 ・DOIT!編集部より




■ DOIT!最新号のご案内∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


DOIT!Vol79「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」(最新号)


「夢」が人を輝かせる!

~ ガキ大将社長が挑む嘘偽りなしの本物経営~


「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」【旅館・レストラン・飲食・ブライダル他】




=ここにしかないもの、これが感動の原点=

「景気が悪い」「立地が悪い」と売れない理由を周りのせいにしていても始ま

らない。現実を素直に受け入れ、その上で自分たちに出来る限りの努力で

そのお客様を喜ばせる。逆境を好転させるのは、自分の中にある知恵やア

イディア、そして未来への「夢」だ。人口わずか3万人、海と山に囲まれた典

型的な田舎町にある「ぶどうの樹」は、名前の通りぶどう畑の中のレストラン。

20年前、畑にコンロを置いてバーベキューを食べさせる「青空レストラン」か

ら始まったこの店だが、お客様に喜んでもらおう、楽しんでもらおうと少しず

つ施設やサービスを充実することでファンが増え、今では年間20万もの人

が訪れる繁盛店になる。嘘をつかず本物にこだわる。ここにしかないもの

を提供する。精一杯のもてなしをする。これが「ぶどうの樹」の精神だ。無

農薬野菜のバイキングレストランやガーデンウエディングなど、時代を先取

りする業態を次々に展開し成功する「ぶどうの樹」の感動づくり、人づくりを

学ぶ!


【DOIT!がこの企業に注目する理由!】

●「ここにしかないもの」で勝負する!

“田舎”に人を逆流させる「食と農」の新業態!

●農園から食品製造、そしてレストランまで!

安心・安全の一貫システムと6次産業発想!

●ぶどうの木の下でウエディング!

お仕着せを否定、感動を呼ぶ楽しい結婚式!

●田舎から都会へ出店加速!

デパートの屋上に作った「畑の中のレストラン」!

●「夢を語り続ける会社」をつくるのが夢!

未来志向、プラス志向が人を育み元気をつくる!


★「 ぶどうの樹」ホームページ

 http://www.budounoki.co.jp/


★DOIT!最新79号「ぶどうの樹」のご注文は・・・DOIT!ホームページから!

 http://www.blocks-net.co.jp/




■鮮烈語録! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


  「ぶどうの樹(株式会社グラノ24K)」 

  代表取締役 小役丸秀一さん インタビュー(DOIT!79号より抜粋)


▲「うち、10年ぐらい前はやっぱ、ものすごい危ない時があってさ、その時に

スタッフになんかね、もう、経費、経費、経費、経費、経費ばっかりの話をしよ

ったんよ。「経費削減せえ」と。・・・そうしたら、若い子から、泣いてさ、、「僕ら

は、悪いけど、その給料も少ないし、この田舎に他の仕事を辞めて来たのは、

その、経費の話じゃないんです」と。「社長の夢を、夢を一緒に見たいと思って

うちに来ました」っちゅうわけよ。で、「経費のことは自分らに任せてください。

社長は夢だけ語ってください」って泣きながら言われてさ。それから、「右手に

夢、左に現実」って言いよっちゃけど。だけど、やっぱり大切ですものね、それ

が。だから、そういう意味では、出来るだけ夢を語りながらというふうに思って

おるんですけどね。まあ、それが楽しいしね。うん、で、お金っちゅうのは、そ

れぞれ、やっぱり社員さんとか、スタッフの人を幸せにするために、ある一定

の生活のやっぱりね、基準になるお金はいるけど、お金だけが幸せじゃない

しね。」


▲「僕はガキのころからずっと見てきとるのがやっぱり、あのカウンターってあ

るでしょ、飲食店の。あれは、たった60センチのカウンターやけど、広くて深い

川ですねって話はするんですよね、厨房の人に。あの1本あるために、「おい、

持っていけ」っちゅう話になるわけですよ、厨房からは。「何やっとんや、料理

が冷えろうが、持っていかんかい」みたいな話。したら、僕はもうガキのころか

らずっと、その調理場やら見てますけど、「おい、持っていけ」って仲居さんが

怒られるわけですよ、板前さんから。あげん怒ったら、お客さまの前出て笑顔

出せるっちゃろかみたいなんがずっと疑問としてあったんですよ。なんで、「は

い、お姉さん、上がりましたよ」って、「はい、お兄さん。行ってきます」っていう

世界できんちゃろかっちゅうありますよね。」


▲「僕人が好きなんですよね。で、もうずっと言ってるのは、本田宗一郎さんは

バイクとかあの機械が好きで日本一になったやろうし、松下幸之助さんはやっ

ぱり、「おれ、人が好きやけ」って、人が好きやけ、なんか日本一人が好きにな

ろうというふうに思っとんのやけどですね。」「それだけなんです。」


■DOIT!編集部より∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


73号のバグジーの久保社長もご存知だった「ぶどうの樹」。小倉から1時間

も離れた遠賀郡岡垣町(おんがぐんおかがきちょう)というところにあります。

目の前は玄界灘、後は山と畑が広がる、典型的な田舎町です。人間よりイ

ノシシの方が多いところと「ぶどうの樹」の社長、小役丸(こやくまる)さんは

言っていました。そんな田舎にあるこの「ぶどうの樹」は、昔から無農薬・有

機栽培の野菜や、地元の魚や肉にこだわってきたレストランですが、今では、

スローフードの先駆けとして全国から注目を集める企業で、取材中もいろん

な人が見学に訪れていました。


お母さんは、代々続く旅館(八幡屋)、お父さんは観光ブドウ園を営むという

農業と商業の両方のマインドに育まれて育った小役丸さんの発想は、たい

へんユニークです。「1次産業×2次産業×3次産業で6次産業だ!」と、農業

から生産、加工、そしてサービス(レストラン・宿泊・ウエディング)まで、過去

の誰もやらなかったようなことを次々と実現してこられました。


最近は大手のレストランチェーンが自らの農園を持つなどの動きも出ている

そうですが、こちらは年季が違います。何せもともとはぶどう畑の中でバーベ

キューをやってお客様をもてなしたことが始まりだというのですから・・・。

田舎で商売をするということの特性を生かし、田舎なら田舎にしかできないこ

とで勝負しよう、できる限りのことでお客様を喜ばせようといろんなことに挑戦

してこられた「ぶどうの樹」。今回、一番感動したのはこの「恐るべき前向きさ」

です。お金をかけなくてもできることを知恵を絞ってやってこられたのですが、

出来上がったものは、どんな地域にも通用するセンスに満ち溢れていて、そ

れがまた驚きになっているようです。(この辺のことを説明するのが、文章は

難しいですね・・・。見てもらうのが一番なのですが・・・)そんな努力が実り、今

では年間20万人の人を集め、福岡や小倉の都市部にもスローフードレストラ

ンをどんどん出店する成長ぶり。広島にも店が出ているそうです。


取材の2日目、私たちは社長に「面白いところに案内します」と言われて、夜、

社長の4WDに乗らせてもらい、ウミガメが産卵にくるというキレイな浜辺に連

れていってもらいました。何があるのかと思っていたら、そこには「何もない」

という素晴らしさがありました。夜の海、月の光、波の音、遠くにはイカ釣り漁

船の灯りがチラホラ・・・。人工的な光はそれ以外にありません。そして社長は

我々に、自慢のワインと自家製の天然酵母のパンを食べさせてくれました。

(ワインはラッパ飲み・・・)本当にそれ以外何もないのですが、そのワインとパ

ンは最高にうまい!!!社長は「最高っちゃろ?」(※博多弁おかしいかも)と

笑います。私は「ああ、これがこの人の発想か、人をもてなすのはお金じゃな

い、あるもの、できるかぎりのもので、知恵をしぼってやってあげることなんだ

・・・」と、社長のことがパッとわかりました。

残念ながら、このシーンは取材後のことなので、ビデオには収録されていませ

んが、本当に印象に残った出来事でした。監督も、カメラマンも、技術も、アシ

スタントも、酔っ払ってみんな揃って海辺で歌を歌いました。もうむちゃくちゃ気

持ちいい1日でした。次の日の撮影も忘れて、心からリラックス。これまでの人

生で最高の部類に入る「もてなし」でした。


今回のビデオには、いろんな「感動シーン」がありますが、どんな業種の人が

見ても刺激になることが多いはず。また社長の小役丸さんの人間味あふれる

マネジメントも最高です!九州は熱い人が多いです。




■DOIT! 撮影現場デビュー!

今回の撮影は、当社の大阪事務所の元気娘、北口美樹がアシスタントとして

デビュー。普段は関西地区のお客様係りとして頑張っているのですが、よりD

OIT! を理解してもらおうと初めて取材旅行に同行。生で見るDOIT! の撮影現

場に、目を輝かせながら頑張ってくれました。現場では気になった人にはどん

どんインタビューをするので、その人の名前や肩書きを記録しておいたり、テ

ープの何本目にはどんなことが収録されているのかをメモしたり、DOIT! のア

シスタントは大変なのですが、大好きなDOIT! の現場を見れて良かった!と楽

しみながら仕事をしてくれました。


また新人を面倒みながらカメラマンや監督をサポートする嶋村尚己(東京スタ

ッフ)も大活躍。彼が社長やお客様にインタビューする声が収録されています

が、今回は彼の機動力を発揮したカメラがさらに臨場感を高めています。


DOIT! の撮影現場には、普段、営業スタッフとして活躍する人に参加してもら

っていますが、売る人、作る人という分け方をせず、渾然一体となってやるこ

とが、皆のやりがいにもなっています。

何れは、お客様にも参加してもらう・・・!そんなことも考えています。

また、彼らの「取材同行記」を発行しますので、お楽しみに!


(DOIT! 編集長 西川敬一)

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