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2004/09/25号
DOIT!「だがし夢や」鮮烈語録

┏━ VIDEO DOIT! E-MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━073号


  繁盛店事例研究マガジン 【メルマガDOIT!」】 ~MERUMAGA DOIT!~


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (2004/9/25号)━━━┛




皆様、こんにちは。


9月ももうすでに25日です。

本当に年月の経つのは早いものです。


プロ野球もどうにか2度目のストライキは回避されましたが、今度

は仙台を巡っての新規参入企業の争いが激しさを増しそうで、ま

だまだ落ち着くには時間がかかるみたいですね。


大変なことだとは思いますが、もっとスマートにやれていい筈と

僕は思うのですが、皆様はどうですか?


それにしても、なくなるとなって初めて大騒ぎして、反対運動をする

ファン心理というものも面白いものですよね。


仙台に新球団できるのかなあ~、まだまだわからないですね。

(編集部 T.K)

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◇今号のメニュー

 

 ・鮮烈語録!DOIT! 3号「だがし夢や」(駄菓子小売)

       代表取締役社長 高杉 弘美さんインタビュー(DOIT!3号より)

 

 ・お客様の声

  

 ・DOIT!編集部より


■鮮烈語録! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


子供の頃、駄菓子を買いに小銭を握り締めてお店に走った思い出は誰し

もあるのではないでしょうか?駄菓子は安くて、美味しくて、色々種類があ

って楽しい商品です。そんな駄菓子を専門に扱う現代の駄菓子屋がDO

IT!3号で取材しました「だがし夢や」さんです。子供から昔を懐かしむお

年寄りまで多くのファンに支持される「だがし夢や」さんをご紹介します。


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【取材企業】 DOIT! 3号 「だがし夢や」(駄菓子小売)


【特集テーマ】 夢と楽しさを売る経営!

         ~業態革新と夢を共有する仲間づくり~


【内容のご紹介】


昔懐かしい駄菓子屋のイメージをそのままに再現した専門店チェーン「だ

がし夢や」。周囲の声を押し切ってはじめた1店の駄菓子屋は今や全国へ

出店、100億円企業を目指す。大人への「懐かしさ」子供へは「新鮮さ」を提

案し、老若男女の支持を集める駄菓子専門店。「古くて新しい」を提供する

「夢や」。その卓越した発想と戦略を本部・FC店の徹底取材で浮き彫りに

する。


★代表取締役社長 高杉 弘美さんインタビュー(DOIT!3号より抜粋)★


「うちは(仕入れた商品を)一切返品しませんから、不良品以外は。(なぜか

というと)それは大変なんですね、作ってるという人は。私も(以前卸売り会社

で働いていた際に)量販店行ってて、それが一番嫌だったんですけど。返品

を安易にやる。すごい嫌だったんですね。何回も出荷して、値付けして、みん

な一生懸命手を懸けたものを、売り場で無造作にばんばん返品されるのが

耐えられなかったんですよね。自分は安易な返品は絶対やめようとというこ

とで、(店の規模が)小さい時からやってなかったです。それが割りとメーカー

さんは評価してくれましたね。」


「お店もやっぱり『売る』ということに真剣になると1年、2年、3年と積み重ねる

と、販売テクニックというのは全然変わっていきます。安易に返品することと

比べて。まあ、自分が仕入れたものについてはちゃんと売らなければいけな

いという自覚を持つと全然変わってきます。不思議なものです、人間というの

は。」


「やっぱりね、お店に入ると違うんですよ。やっぱり雰囲気と言うのですかね、

こう人間の関係というかそういうことを理解しているお店というのは、やっぱ

りあったかいですからね。だからできるだけそういうことのできる店作りをや

っていきたいと思います。私がお店回りをするのもそういう理由があるので

すけど。」


「メーカーさんに対して私自身しっかりとした考えを持っているんです。要する

にもう本当に大変なんです、作るのが。何でもだと思うんですよ。手作りだか

ら大変だとか機械だから大変だとかではなくて、作る人は作る人のやっぱり

プライド持ってますから、やっぱりそういうの(思い)を大事にしてあげないと

いけないし、いったん店で買い取ったら売る努力をしてあげないといけないし

、理由もなく返品するというのは絶対私は間違っていると思う。」


「私は『大善を成す勇気』という言葉が好きなんですよ。簡単にいうと『大きい

善』をするには勇気がいるということなんですよ。だから『小さい善』は施しで

それは罪悪になると。でも大きい善いことをするにはすごい勇気がいるんだ

ということですね。」


「僕らが目指しているのは『超専門店』ですから、駄菓子なら何でもあるとい

う、なくてはおかしいような「超専門店」を目指さないと、やっぱり。もうやっぱ

り自分では夢やが一番だと思ってますので。実際、他の競合店もあるんです

けど、他のところはファッション(流行とか表面的な所を狙って)から入ってき

ているので、うちは駄菓子屋の根本のところから上がってきていますので、

根本的に土台が違うので、そこでダントツ1位を狙っていってます。」

(本部長 高杉 昌幸さんインタビュー)


★「だがし夢や」ホームページ

  http://www.yumeya-jp.com/

★DOIT!3号「」のご注文は・・・DOIT!ホームページから!

  http://www.blocks-net.co.jp/item/details/003.html


■お客様の声 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ここでは「アンケートハガキ」に寄せられたお客様からのご感想をご紹介

させて頂きます。

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●79号「ぶどうの樹」編への感想


 「内容は良かったですが、社員教材としては、もう少しインパクトか仕組みが

解る内容の方が良いです。」 (石油製品卸小売業 Aさん)


→ご意見ありがとうございます。「インパクト」も「仕組みがわかる」もDOIT! の永

遠のテーマです。ただ仕組みを紹介しても、そこに人間の情熱や意思や考え方

がなければ感動をして頂けませんしただ情熱だけのコメントだけでは空振りです

。しかし最近、本当に良い企業は「仕組み」じゃなく目に見えない「風土」が経営

の根幹にあるようで、撮るほうも難しくなってきています。でも、そこが凄く面白い

んですが・・・。頑張ります!


●66号「近代ホーム」編への感想


 「全社員が一丸となって1つのものに取組む姿勢がとてもよかった。建物を売

るのではなく、今後の生活・生涯を売る・提供するという気持ちがとても良かっ

たです。」 (ガス業 Bさん)


→私たちもビデオそのものを売っているのではなく「元気」を売っています。 こん

な風に前向きになってくださるのが、私たちにとって一番嬉しいことです。近代ホ

ームさんの撮影では、お客様が本当に感動されている様子に感動して、「お客様

が応援する工務店」というタイトルをつけました。建物だけ売っている会社ではこ

うはなりませんよね。




●35号「ネッツトヨタ神奈川」編への感想

 

 「現地現場主義ということもあり、色々と自社で工夫させていて大変参考にな

りました。」 (自動車販売会社 Cさん)


→自動車ディーラーさんの最近のCS、店舗のレベルアップは消費者にもビシビシ

伝わってきます。以前は本当に敷居が高くて入りにくい業種だったのですが、最

近はなんともいい感じです。でも、どこもレベルアップしているので、その次の差を

出していくのは相当な努力がいるのではないでしょうか。究極は「なんだかあの店

はいい雰囲気だな」という空気の勝負でしょうか?ぜひ頑張ってください!


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◆DOIT! ビデオに対する感想受付中!


DOIT! ビデオをご覧になられた感想をお待ちいたしております。どんなご意見

でも、短くても長くても結構です。ビデオや取材企業の感想をお寄せください!

お待ちしております。


●ご意見・ご要望・感想文はこちらへ!

■Eメール:  info@blocks-net.co.jp 

■ファックス: 03-5312-1836

■郵送: 〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-28 B-stepビル3F

株式会社ブロックス DOIT! 編集部


■DOIT!編集部より ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


◆解答が変わる


脳力開発センター(http://www.bpds.co.jp/)の田中典夫さんは私が尊敬し

大好きな人の一人だ。お話していてもいつも鋭く本質を捉えておられ、これ

まで私の目のうろこを何枚もはがしていただいた。過去のしがらみや過去

の常識ではなく素直にモノを見る、これほど発想の柔軟さを持っている人

にはなかなかであったことがない。


ある時、その田中さんからこんな本を紹介してもらった。それは「すぐに利

益を急上昇させる21の方法」というアメリカのコンサルタントが書いた本だ

が、面白いと教えていただいのは、その冒頭1ページ。(他は読まなくてもい

いというアドバイス。それも面白かった。)


大学で教鞭をとっていた頃のアインシュタイン博士が、物理学のクラスの

試験を終え研究室に帰るとき、助手が答案用紙を持ってこう尋ねた。

「博士、今日のテストは去年このクラスで出題したものと同じだったのでは

ないえしょうか?」。博士は少し首をかしげて答えた。「さよう、同じ問題だ」

「ですが博士、同じ問題を同じクラスに出題するのはいかがなものでしょう

か?」アインシュタイン博士の答えは的をえていた。「なに、解答が変わっ

たのだよ」


逸話はこれだけ。日進月歩の物理学の世界では新発見によって解答が

変わることがある、博士はそう言いたかったということだ。


しかしその本には続く。

「この逸話は我々ビジネスにもあてはまることができる。1年もたてば製品

が変わり、マーケティングが変わり、販路もすべて変わる。

あなたのビジネスの大部分は過去の繰り返しに過ぎない。それが最大の

効率と収益をあげるものあってもそうでなくても。しかし事実はその活動の

大部分が今の環境では通用しない。なぜなら解答が変わったからだ。」


この逸話は、実はDOIT! の学び方について話をしている時に教えてもら

ったことなのだが、、何故こんな話をするかというとこんな裏話があった

からだ。


田中さんがある会社で、DOIT! を見ようとした時、「このビデオは実は1年

前にもみんなで見たビデオだが、同じビデオを何度も見るのはどうか」と

考えられた。


それでも、やってみようということで、同じメンバーで、同じビデオを見たの

だが、田中さんの心配をおいて、視聴後の参加者はこんな感想を述べら

れた。


「今回は、こんなところに感動した」「前はそうでなかったが今回なぜか感

動した」・・・・など、「前と同じで参考にならなかった」という意見は一切なか

ったということだ。そう、「解答が変わっている」から意見も変わってきたの

だ。


1年間の勉強で参加者の中にも様々な気づきがあり、また会社を取り巻く

環境も、あるいは自分の立場が変わった人もいるだろう。つまり、そんな

状況で見たDOIT! は参加者に新しい気づきをもたらしたということだ。


その話を教えてもらった時に、先の逸話を紹介してくださったのだが、「な

るほどDOIT! はそんな風に何回も見るという手もあったのか」と新たな可

能性に気付いたのと同時に、「解答が変わる」というのはなかなか奥の深

い話だと思った。


我々はなかなか自分の変化や自分を取り巻く環境の変化に気付かない。

「解答が変わる」なんてありえないと思っている節もある。しかし実際はど

んどん変わっているのだ。前からそうだから、これが効率がいいから、こ

の方法が失敗がないから・・。そんなことを言ってる間に、どんどんとズレ

が生じている。これが実際なのかもしれない。


「解答が変わる」という発想そのものを大切にしたい。


(編集長 西川敬一)


◆伊藤豊さんの講演会があります!


最近、DOIT! のガイドブックのコラム「CSスコープ」に「心の経営の時代」とい

うタイトルで執筆を頂いている伊藤豊さんは、私のマーケティングの師匠であ

る山崎宣次さんとのご縁で古くからお付き合いをさせて頂いている、私の心

の友です。


皆さんにたいへんご好評頂いたバグジーさんをご紹介して頂いたのも伊藤

さんのご人脈で、伊藤さんは今、美容業界で「心の経営」の普及に取り組ん

でおられます。


伊藤さんは数年前に重い病気で余命半年を宣告され、大きな手術を経て奇

跡的に復帰されたのですが、その時を契機に、「人のお役に立つ生涯を送ろ

う」と生き方を大きく変えられました。


いつもニコニコして穏やかなお人柄なので、そんな過去などぜんぜんわから

ないのですが、いつも前向きで、優しくて、真剣で、私だけでなく、伊藤さんに

影響を受けた人は全国にたくさんいるはずです。


前置きが長くなりましたが、そんな伊藤さんの講演会が今度大阪であります。

主催しておられるのはシーケン社の谷口さんという方なのですが、たったお

一人でこのセミナーを企画し、運営しようというバイタリティあるれる方です。


料金はなんと2500円。「そんなに安くて大丈夫ですか?」と心配をしたのです

が、大丈夫だということでした。400人以上収容できるところだそうですから、

お近くの方はぜひ参加されてはいかがでしょうか?


また、この「感動セミナーシリーズ」はその後も続き、バグジーの久保さんや

「人生で大切なことはディズニーで学んだ」で有名な香取貴信さんなど、いろ

んな方の講演が予定されています。ご興味のある方は下記へお問合せくだ

さい。(編集長 西川敬一)


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●セミナー名:「感動セミナーシリーズ」※10月から予約開始

 第1回/講師:伊藤豊さん テーマ「心の時代の経営を語る」

●開催日:平成16年12月6日(月) PM2:00~4:00(会場1時30分)

●会場:守口文化センター(大阪府守口市/京阪電車「守口市」駅前すぐ)

●講習料金:2,500円/1人

●問合せ先:有限会社シーケン社(谷口隆さん)

メール:cken@cken-sha.co.jp

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◆街で拾った気になる出来事


先日にちょっとしたことがありました。


銀座に営業に行った帰りに、地下鉄の出口を探していまして、

地下通路の案内地図を立ち止まって見ていたのです。

何気なく見ていたのですが、その時、後ろから僕に声が掛かりました。


「どちらをお探しですか?」


「えっ!!」


ちょっとビックリして振り向くと制服姿の男性が立っていました。

ニッコリ微笑んで、「宜しければご案内します。」と言うのです。


どうも地下鉄の職員の方らしいのですが、ちょっと制服が普通と

違います。それとホテルのコンシェルジュみたいに手にファイルを

抱えています。僕が行き先を尋ねると、その出口の行き方を教えて

くれ、途中まで先導してくれたのです。僕はお礼を言って出口に

向かいました。


地下鉄では初めての体験でしたが、僕は素直に感動しました。

その行為自体というより、地下鉄もそこまでやるようになったと

いうことに驚きました。


道案内。小さなサービスです。でも心には残ります。

なぜなら僕は困っていたのです、そのタイミングで。嬉しかったです。


蒸し暑い日で、テンションも下がり気味でしたが、その後は気分

爽快で会社に戻りました。


その日、一日「あの人はどういう人だったのか?」という疑問が頭に

残りつつ帰宅しました。夕食を取りつつ何気なくテレビを見ていると

偶然こんなCMが・・・、




「心も動かす地下鉄へ、サービスマネージャーがお応えします。」


なるほど、納得!!


(編集部 小出敏裕)


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最後までお読みいただき、ありがとうございます。


ご意見・お問い合わせは mailto:e-mag@blocks-net.co.jp までお願いします。


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■発行■  

   (株)ブロックス DOIT!編集部 メルマガDOIT!編集部

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