2006/07/11号
感動の幼稚園
┏━ VIDEO DOIT! E-MAIL MAGAZINE ━━━━━━━━━━━━━ ★116号★┓ 繁盛店事例研究マガジン【メルマガDOIT!】 ~MERUMAGA DOIT!~┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(2006/07/11)━━━━┛
メルマガ読者の皆さんこんにちは!
いつもメルマガDOIT!をご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。
7月に入ってもう11日が経ちました。
梅雨でジメジメしたお天気が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
7月と言えば、皆さまは何をイメージされますか?
夏休みでしょうか?花火大会でしょうか?
私は、誰が何と言おうと七夕です!
今年は彦星様と織姫様は無事にデートできたのかなあ・・・
な~んて、ガラにもなくロマンチックな気分に浸ってみたりします。
切ないですが、とてもロマンチックなお話ですよね。
私の実家は山形だったので、
星がとても綺麗に見えました。
天気が良ければ、七夕でなくてもこの季節は天の川が見えます。
夜風に当たり、星空を見ながら、
友達と色んな話をした思い出があります。
大阪の空にはあまり星は見えませんが、
七夕の日だけはそんな昔のことを思い出します。
今、将来を語り合った友達はそれぞれの場所で、
それぞれの道を歩いています。
年を重ね、たくさんの出会いと経験の中で、
どんどんたくましくなっていく友達を見ているとなんだか感慨深いです。
嬉しいような、羨ましいような・・・
今年の夏は地元に帰って、久しぶりに星空の下で語り合うのもいいかな・・・
なんて思った今年の七夕なのでした。
(片手にはビールを忘れずに・・・もう今は大人ですから)
(DOIT!お客様チーム 伊原美保)
==========================================
◇今号のメニュー
・鮮烈語録!DOIT!81号「ホテル志戸平」(温泉旅館)
インタビュー特集(DOIT!81号より抜粋)
・DOIT!編集部より
■鮮烈語録! ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
★DOIT! 81号★
【取材企業】 「ホテル志戸平」 (温泉旅館)
【特集テーマ】
「ありがとうの心」が会社を変える!
~大型温泉旅館が挑む「ありがとう」からの経営革新~
【会社概要】---------------------------------------------------------------
社 名 : 志戸平温泉株式会社
所 在 地 : 岩手県花巻市湯口字志戸平26
代 表 : 代表取締役社長 久保田 浩基さん
設 立 : 1954年9月22日
売 上 高 : 36億2,100万円(2004年3月期)
従 業 員 : 240名
事 業 内 容 : 温泉旅館及び料飲食業、土産品・食品販売他
*データは全て取材当時のデータです。
★代表取締役社長 久保田 浩基さんインタビュー★
「自分がありがとうの詩を書いて思ったのが、
「こういうふうにありがとうの詩を書くってことが、本当の心づくりの原点じゃないかな」
というね。
こういう感謝の心を持たなくて、お客様にいいサービスというのは本来、
マニュアルではできるけども、ハートでね、心の・・・マニュアルを超えるというか、
マニュアルの原点にある人に感謝して、あるいは人に良くなってもらったり、
人をもっともっと大事にしたいという思いっていうのは、そういう言葉じゃねえかなと
思ってね、やり続けたんですよ。
で、もうこれ14集ですけど」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ハードは大切ですよ、絶対。
装置産業ですから絶対大事なんですが、ハードさえ良くすれば、
このお客さんの評価上がるんじゃないかなと思ってた。
ところが、やったって変わらないんですよね、変わらない。
で、これだけ大投資しましたからハードは立派だけども、
でもすごっく怖いなと思ったんですよ。」
Q もう前の2回の経験もおありですものね。
「うん。このうちは、お風呂が良くなりました、お風呂は素晴らしいです。
部屋もね、いいものできました。パブリックも広いです。プールもあります。
さあ、お客様どうぞったって、半年で終わりだよな、もう半年で終わりだよなと。
それは、その時は来るけど、そのあとは何かといったらハート。
要するに、「あそこの社員がいいよね」っていう人づくりをしていかないと、
リピーターを取れないよなっと、こういうこの厳しい時代に」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「私は、ホテルも旅館も、サービス業はやっぱりハートだと思うんですよ。
最終的には、マニュアルじゃなくて。
どれだけの立派なこう分厚いマニュアル作ってお客様をもてなすかじゃなくて、
どういうハートを持った人間がお客様に対応するか。
だから、極端な話、マニュアルってなきゃないほうがいいと。
その人その人のキャラクターで、その持ってるハートの良さ、
真心の形がみんなほんとは違うわけですよね。
その、本来持っているその自分の真心の形でお客さんにサービスすれば、
それはそれで素晴らしいことで」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「効率化しないといけないとこは効率化すると。
やっぱり感動っていうのは手間暇ですから、
手間暇かけるところはしっかり手間暇かけるよっていうことなんですね。
例えば、はがきだって印刷したはがきをもらったってちっともうれしくない。
それに1行か2行かね、手書きあるともっとうれしい。
で、手書きがあって、今度は絵手紙で絵をこう、塗ってある。
そうすると、もっと感動があるっていう。やっぱり手間暇かけた分だけですね。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「その人にスポット当てるっていうことです。
あなたの成長にかかわるという。
うちの経営理念の最初にあるとおり、社員の成長と会社の成長があるっていうんですよ。
私ども会社は社員の成長と会社の成長があるということがあるんで、
要はあなたに成長していただくことが会社の成長。
だから、あなたが4月、うちは4月1日か翌年の3月31なんですけど、
今年の4月1日のあなたが、来年の3月31日にときに見たときに、ああ、成長してたなと、
その仕事ができるようになったなということが大事だよと。
よその人、A子さんとB子さんを比べて、A子さんができるかできないかという
問題じゃないと。
比べて評価するんじゃなくて、自分の成長を評価していくっていう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「私は、経営ってね、経営ってやっぱり、理念があって、あるいは考え方があっての
業務だし、お客様の対応だと思うんですよ。
だから、その考え方がきちっとみんなで共有さえできてれば、
あとは、どうのこうのっていうのはね、大した問題じゃないという。
ここに不安があると、その不景気になったときにはおどおどし、
景気が良くなったといっては浮かれてしまうわけじゃないかなと。
本来は何のためにやっている商売か、誰のためにある商売か、経営かっていうこと、
きちっと経営者が持てばですね、不景気だからといってそんなにね、
心をこう悩ませることもないし、景気がいいからってそんなにね、
有頂天になることでもないんですよね。」
★DOIT!81号のご注文は・・・DOIT!ホームページから!
http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_83
■DOIT!編集部より ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
■編集部だより
◆感動の幼稚園
大阪の郊外に園児35人の小さな幼稚園があります。
この間その幼稚園に見学に行き、園長のお話をお伺いしたのですが、
世の中にはこんな素晴らしい幼稚園があるのかと感激して帰ってきました。
その幼稚園では、毎朝、園児がみんなで園舎や園庭を掃除をします。
先生が指導したり、注意をしなくても、
みんなが自主的にぞうきんがけをはじめるのです。
小さな子に教えるのは年長さんの役割。代々受け継がれている文化だそうです。
その後は朝礼と体操、そしてこの幼稚園の名物、マラソンです。
一周300メートルはある園庭を10周、つまり3キロ近く走ります。
実は私も子供達と一緒に走ったのですが、みんな元気。
「走るの大好き!」と叫んでいました。上半身裸で裸足。笑顔で走っています。
中には泣いている子もいましたが、その子も足を止めません。
「楽しく走る」のが方針で、スパルタ教育とは違います。
驚くのは、この幼稚園の園児が昨年、
正規のマラソン大会に参加して42.195キロを走りきったそうです。
それが話題になりテレビでも放映されたそうですが、
この幼稚園にしてみればそんなに大したことではなく、
いつもの延長で涙を流すようなものではなかったとのこと。
マラソンを通して健康な身体をつくり、何事にも諦めない心を養う、
それが鉄村園長の考え方です。
幼稚園の子供にフルマラソンなんて無理では?は普通は思います。
しかし毎日のマラソンで体力をつけ、楽しい気持ちで挑戦する心が育っていくと
子供達は想像もしないような潜在能力を発揮するそうです。
スパルタでない、この園長の指導方法に感銘を受けました。
いつかぜひビデオでご紹介したい!そう感じた一日でした。
◆DOIT!の勉強会に参加してきました
先日、DOIT!を購入されたある組織の代表の方が、
社内で「DOIT!の勉強会をしたい」とおっしゃって、
先日、その第1回目の勉強会に参加させていただきました。
初めに私が少しお話をして、
DOIT!の上映。そしてグループに分かれてディスカッションと発表。
最後にまとめとしてまたお話をさせていただいたのですが、
参加者の皆さんの感性と参加意欲が素晴らしく、とても盛り上がりました。
こちらのスタッフの皆さんはDOIT!のような映像を見るのは初めてでしたが、
最初から最後まで、真剣に見てくれました。
今回のビデオは、最新号「ヨリタ歯科クリニック」。
それぞれの心に響いた部分があったのでしょうか、
話し合いでは自然と自分たちの活動と比較した議論になっていました。
この勉強会に参加してみて、やはりDOIT!は見るだけではもったいない、
仲間同士で「話し合う」ことが大事だと改めて感じました。
前向きで感性が豊かな人が多ければ、そんなに誘導しなくても、
自然と自分たちの課題に置き換えて話し合うようになるというのも発見でした。
皆さんの会社でもぜひこんな勉強会をされてみてはいかがでしょうか?
(DOIT!編集長 西川敬一)
★DOIT!編集長の気まぐれ日記更新中!
http://www.doit-fun.jp/tsubuyaki/index.php
★DOIT!90号「ヨリタ歯科クリニック」
http://www.doit-fun.jp/basket/goods_detail.php?id=1_115
◆DOIT!チーム熱血数珠繋ぎコラム ~嶋村編~ ------------------------------
メルマガ読者の皆様こんにちは。嶋村です。
いつもありがとうございます。
今回はちょっと変わったお話をご紹介します。
好事例ではなく、残念な事例です!?
それは先日、私の親愛なるお客様から頂いたメールに、
そのできごとが書かれていました。
以下、ご覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
嶋村様へ
いつも大変お世話になっております。
~中略~
先日、実際に経験した事をお話します。
私の住まいの沿線には、ある美容室があります。
たまたま早く仕事が終わった帰り、少し髪を整えたくて、
ガラガラだったそのお店に入りました。
1)常連客になるつもりはなかったので、個人カードの記載はしませんでした。
2)カット料金が美容師の技術により5段階の差があり、
客の私は「誰がどのレベルの美容師さんかわからない」ので
「美容師さんの顔写真と技術レベルを表示して下さい。」と申し入れました。
⇒ 「できません。」と言われてしまいました。
3)会話の中で美容師さんの私に対する返事が「うん」でしたので、
「返事は『はい』が良いのでは?」とちょっと余計なことを言ってしまいました。
という前提があり、結果、「あなたはうちの客ではないようです。帰って頂けますか。」と
シャンプー後のビショビショの髪のまま、お店を出されてしまいました。(涙)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いかがでしたか?
とても辛い経験をされたようです。なんだか胸が苦しくなりました。
提供するサービス・・・求める思いやり・・・どこかに行き違いがあったのでしょうか。
しかし、こうした経験をお聞きすると逆に頑張らなくては!と私は思います。
自分の日頃の態度などもそうですが、仕事上どこかで誰かを傷つけているのかも
しれません。
このような経験談で新たなる気づきを得られました。
メルマガに載せる事をご了解頂いたSさん、本当にありがとうございました。
私たちは、このような経験をしてしまう事が無いような日本にするため
日々良い作品づくりに努力していきたいと思います。
(プランニング営業部 嶋村尚己)
★DOIT!チームブログ熱血更新中!
http://www.doit-fun.jp/blog/
=============================================
◆DOIT! ビデオに対する感想受付中!
DOIT! ビデオをご覧になられた感想をお待ちいたしております。
どんなご意見でも、短くても長くても結構です。ビデオや取材企業
の感想をお寄せください!! お待ちしております。
●ご意見・ご要望・感想文はこちらへ!
■Eメール : info@doit-fun.jp
■ファックス: 06-6251-6815
■郵送: 〒542-0082 大阪市中央区島之内1-13-5 エーアンドアルファ301
株式会社ブロックス DOIT! 編集部
========================================
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご意見・お問い合わせは
mailto:info@doit-fun.jp までお願いします。
DOIT!のご注文はこちら!
http://www.doit-fun.jp/basket/index.php
======================================
配信停止ご希望の方はお手数ですが、弊社ホームページで
メルマガ会員登録の解除をお願いします。
トップページ左下でメルマガ登録・解除が可能です。
http://www.blocks-net.co.jp/
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■発行■
(株)ブロックス DOIT!編集部 メルマガDOIT!編集部
TEL: 06-6251-6812 FAX: 06-6251-6815
〒542-0082 大阪市中央区島之内1-13-5 エーアンドアルファ301
http://www.doit-fun.jp/
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++