2015/07/27号
心を置き去りにした接客
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人と組織の元気応援レター
【メルマガDOIT!】
2015/07/27
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いつも「メルマガDOIT!」をご愛読いただきありがとうございます。
週末ごとに大きな台風が来て、せっかくの夏休みもゆっくり楽しめませんね。
皆さんは、夏休みといえば、何を思い浮かべるでしょうか。
子供の歌でこんな歌があります。
♪夏はどうして楽しいか~、みんなで好きなもの言ってみよ。
スイカ、カモメ、メダカ、海水浴、く~も(雲)、モックモク、くいしんぼう、うな丼♪
最後は、うな丼って(笑)
子供たち、意味をわかって歌ってるのかなあと、微笑ましく見てました。
うなぎを食べる土用の丑の日が過ぎましたが、実は今年はもう一回あるのです。
8月5日ですので、食べ忘れた方、バテてきた方、うなぎを食べて元気に夏を乗り越えましょう。
(メルマガ編集長 與田麻由子)
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1.DOIT!編集長ニシカワのつぶやきコラム
★心を置き去りにした接客
2.BLOCKSセミナー情報
★ピックアップセミナー
★8月開催 試写交流会
★組織と人の向上セミナー(大阪・京都)
★第11期 「素晴らしい経営の実現をめざす実践学習会」
★第16回 「日本を元気にするセミナー」
3.特別企画!今週のブロ男だより☆
★「私の母校『一燈園』に学ぶ」 (西川 聡)
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1.DOIT!編集長ニシカワのつぶやきコラム
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■心を置き去りにした接客
消費者として接客を受けるとき、どんな時に「嫌な気持ちになるか」と考えてみると、私は、「人としてどうか」という基準で判断しているように思います。
私が嫌な気持ちになるのは、「マニュアル通りの対応」。何かを依頼した時に、まるでロボットのように「できません」「それはやっていません」と言われ時は、「決まりなのはわかるけど・・」と思っていまいます。
だからと言って「ルールやマニュアルを無視してもいい」では成り立たない。それもわかります。でも、私たちが、そこに違和感を覚えるのは、そこに立っているのは「ロボット」でなく「人間」だからなんだろうと思います。
マニュアルやルールがあったとしても、人間なら、その人の気持ちに心を寄せて、できるだけその人の希望に沿おうとするはずだし、もし要望に応えることができなくても、お客様に「申し訳ない」という気持ちが伝わってくると、私は、それほど嫌な気持ちになりません。
つまり、私たち顧客は、マニュアルやルールが嫌なのではなく、「人としての心が感じられないこと」が心地よくないのでしょう。なんとなく、その人の心が置き去りになっているなという対応が「冷たい」と感じるのだと思います。
では、なぜ、とかく「心」は置き去りにされてしまうのでしょうか?
なぜ、その人の素直な心で、接客ができないのでしょうか?
お客様があなたの大事な家族なら、友達なら、親戚の人なら、あなたは人としてどうするか?そんな素直な心さえもっていれば、嫌な思いをさせることは少なくなるのでは?と思うのです。
でも、そんな「普段、誰でもやっている簡単なこと」が、不思議とビジネスの中にいると、できなくなる。そこが大問題ですね。
(株式会社ブロックス 代表取締役 西川敬一)
★西川敬一facebookはコチラ!
→ http://www.facebook.com/keiichi.nishikawa.9
★西川敬一ブログ「気まぐれ日記」はコチラ!
→ http://www.doit-fun.jp/blog/kimagure/
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2.BLOCKSセミナー情報
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★ピックアップセミナー!8月大阪試写交流会
みなさま、こんにちは。大阪の川崎です。
今回は8月20日(木)開催の、試写交流会(大阪)の内容をご紹介します。
特別企画として、ヨリタ歯科クリニックの新谷順子さんをお招きして
「心をひとつに!人が輝き組織が育つ!」をテーマに、開催します!
働く人が仕事に喜びややりがいを感じ、輝いて働く組織を実現されているヨリタ歯科クリニックの取り組みについて、新谷さんの仕事観、リーダーシップのあり方と共にじっくりお話いただきます。
「働く人の思いがひとつになる組織づくり」について、一緒に学んでみませんか?
ご講演のあとに質疑応答ディスカッションも予定しています。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
○お申込み
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/shisha_osaka.php
■8月開催 試写交流会 (東京・大阪・京都・名古屋)
大切なテーマを語り合う勉強会!
ブロックスの映像を活用して社内で勉強会を行う方法を体験していただくセミナーです。
カフェのような雰囲気の中で、対話を楽しみ、気づきを深めます。
8月20日(木) 大阪開催 特別講演セミナー 13:30~
ヨリタ歯科クリニック 新谷順子さんをお招きして、「心をひとつに!人が輝き組織が育つ!」についてご講演いただきます! ワクワク楽しい歯科医院ヨリタ歯科クリニックに学ぶ組織づくりについてじっくり学んでみませんか?お早めにお申し込み下さい。
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/shisha_osaka.php
8月20日(木) 東京開催
主体的に働くってどんなこと?
-「やらされ感」から「やりたい感」へ-
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/shisha_tokyo.php
8月21日(金) 京都開催
今以上に、毎日の仕事を楽しくするには?
-みんなで語り合おう、仕事の楽しさ、喜び-
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/shisha_kyoto.php
※9月には、高知、愛媛、福井の試写会を予定しています。
■組織と人の向上セミナー
部下がやる気になり、いきいきと主体的に働くチームの差は、リーダーの関わり方や姿勢で決まります。
「組織と人の向上セミナー」は、組織活性化の第一人者の大久保寛司氏の監修で開発された、「対話を通して自分自身をじっくり振り返るセミナー」です。
★具体的な内容は・・・
人が主体性を発揮し、いきいきと働く職場を実現するために、リーダーはどうあるべきか?大久保寛司氏が映像から様々なテーマを投げかけ、それを参加者で語り合います。素晴らしい企業の実例も紹介しながら、みんなで気づきや学びを深め、これからの自分のあり方や行動を導き出していきます。
単なる知識習得のセミナーにはない学びがここにあります!
「組織と人の向上セミナー」を体験するミニセミナー
8月21日(金) 京都開催 ※試写交流会の前に開催します。
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/soshiki_chihou_taiken.php
「組織と人の向上セミナー」1日コース
11月20日(金) 大阪開催
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/soshiki_seminar_osaka.php
■第11期 「素晴らしい経営の実現をめざす実践学習会」
大久保寛司氏のコーディネートで4講(4ケ月)の日程で企業訪問する研修ツアーです。
ただ話を聞くだけの見学会ではなく、よい会社との対話を通して、経営の哲学や信念を深めていきます。
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/experience_learning.php
■第16回 「日本を元気にするセミナー」(10月14日開催)
全国が注目する元気な会社!
社員の87%が「月曜日、会社に行くのが楽しみ」と答える西精工株式会社(徳島県)の西社長と社員の方をお招きし、働く素晴らしさを学びます。
→ http://www.doit-fun.jp/seminar/schedule/detail/genki.php
★全てのセミナーへのお申し込み・お問合せは・・・
MAIL : seminar@blocks-net.co.jp
TEL : 0120-073-396
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3.今週のブロ男だより☆
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「私の母校『一燈園』に学ぶ」
皆さん、こんにちは。東京の西川聡です。
私は京都にある一燈園という、お寺みたいなところで生まれ育ちました。
一燈園というのは、創始者である西田天香さんが「争いのない生活」を求め、「自然にかなう生活をすれば、生かされて生きることができる」「何も所有せず、常に懺悔の心を持って、奉仕の生活をすることで、争いのない世界をつくることができる」と考え、それを実践されてきました。一燈園は、そんな西田天香さんの生き方に共感する人によってできた団体です。
その中にある学校は小中高合わせても100名に満たない小さな学校です。私がいた頃は、一燈園の中で生まれた人が通う学校でしたが、今は、一般の人が多く通っています。
今回、縁あって一燈園の学校を紹介するビデオをつくることになりました。
約30年ぶりに母校に行き、取材する中で、たくさんの気づきを得ることができました。
一つは「奉仕することの尊さ」です。
一燈園の学校には「作務」と言われるカリキュラムが授業に組み込まれています。掃除をしたり、草むしりをしたり、食堂の手伝いをしたりという、「奉仕」を実践する授業です。子供達はこの作務の授業を通して、汗をかき頑張ることで得られる“喜ばれることの喜び”を感じます。「自分自身が成長することで、もっと喜んでいただくことができる」と自分自身の成長意欲も喚起されていきます。働くことの本質的な意味を感じ取っているようです。
もう一つは「文化が人を育てる」ということです。
一燈園の学校には明文化された校則は存在しません。ですが、たくさんの決まり事はあります。会った人には合掌して挨拶をする。脱いだ靴は揃える。学校での食事は正座して黙って食べる。などなどです。起立や礼儀、しつけについて厳しく指導されます。ですが、みんなイキイキと学校生活をおくっています。
「一燈園は自由」という言葉が生徒から聞かれます。これは校則がないからということではなく、自分が自分でいられるからではないかと思います。
一燈園の学校では「できない子」を「ダメな子」としてみていません。一人一人に授けられた素晴らしい能力を見つけ、それを引き出そうとしています。「自分さえよければいい」ではなく「人を助けること」「感謝すること」「人を尊重すること」これらが文化として浸透しています。それは、先生だけがつくり出しているわけではなく、むしろ生徒が無意識につくっている文化なのです。この文化が脈々と受け継がれ、これが子供達の大切な心を育てているのです。
もう一つは、「答えのないことを深く考える」ことです。
普通、学校の授業で教えてもらうことのほとんどは、答えがあります。一燈園の学校には、答えのないことを考える機会があります。その一つが瞑想です。毎朝8時から、お寺でいう本堂のような場所で、読経あげます。その中で週に一度、20分間の「瞑想」の時間が設けられています。「自分はどこからきたのか」など、答えのない問いについて深く考えるのです。
また、食事の時は「黙(もく)」黙って食べます。これは、食べ物と会話をする時間と位置付けています。魚、お肉、野菜・・・。食べ物について深く考えることで、命をいただいていることに気づき、命の尊さを感じるのです。
私が一燈園の学校の取材で気づいたことは、そのまま企業にとって大切なことではないかと感じました。
?仕事の報酬を「収入や地位」と考えるのではなく、人から喜ばれること、自分自身を成長させてくれるものと考える社員を育てること。
?「感謝する」「尊重し合う」「助け合う」企業文化をつくること。
?「生きること」「真の幸せ」「企業理念」など、答えのないことについて深く考える機会をつくること。
こうしたことが、人の幸せに貢献できる魅力のある人材、人間力の高い人材を育てることにつながるのではないかと感じました。
(ブロックス東京オフィス 西川 聡)
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