「困っているお年寄りを何とか助けたい」。徳武産業の靴づくりは、この一念から始まった。高齢者の転倒事故に悩んでいたある施設から「お年寄りが転ばない靴を作れないか」と相談された十河社長は新しい靴の開発に取り組む。500人ものお年寄りに向き合い、歩行に対する切実な思いを感じた十河社長。その想いは、どこにもなかった靴、「ケアシューズあゆみ」として結実する。
足のむくみや腫れで歩くことが難しい高齢者。徳武産業は、業界常識を打ち破る片足販売や左右サイズ違い販売にも挑戦。例えロスが出ようと「顧客が喜ぶなら」というのが徳武産業の方針。そしてすべての商品には社員手書きの「真心のハガキ」と「アンケート」を入れ、顧客の声を聞く姿勢を忘れない。そんな企業姿勢にお客様から毎日のように感謝の手紙が届く。徳武産業の社員の心に育まれる「お役に立ちたい」という気持ちが高まっていく。涙の「年間計画発表会」の様子や厳しくも温かく社員を育てる人材育成など、お役立ちの理念が浸透する徳武産業を50分のドキュメンタリー映像で紹介する。

・全社員に理念が浸透。経営計画から始まる人づくり。
・ファンを生み出す社員手書きの「真心はがき」。
・「社員は常に現場に」。顧客の想いを受け止めるモノづくり。
・感謝の手紙が月300通!日本一ありがとうが集まる会社。

社名

徳武産業株式会社

本社

香川県さぬき市大川町富田氏3007

代表

代表取締役社長　十河　孝男

売上高

17億5000万円

社員数

61名